いろんな珍しいものを体験したでござる・・・の巻
またしばらく更新できそうもないので頑張って週末のコトをアップします。
土曜日仕事です。だから(というわけでもないけど)日曜日に遊びに行きました。
現在の住処近くには2系統の鉄道が走っています(都会だろ)。
ひとつは三岐鉄道三岐線:近鉄富田駅~藤原駅間を走る電車です。切手が硬券ですよ。
もうひとつは三岐鉄道北勢線:西桑名駅~阿下喜駅間を走る、なんとナローゲージです!
といっても、鉄分の少ない人にはピンとこないでしょうね(自分もピンとはきませんでしたが、なんとなく面白そうなニオヒはしました)。
世界標準軌が1,435mmなのに対して、昔の日本の国鉄はそれよりも狭い1,067mmを採用したそうです。
なんだ、その時点でナローじゃん。
ちなみに近鉄は1,435mmですから世界基準ですね。
さて、それでは北勢線の線路の幅は762mmです。
これをして特殊狭軌というそうです。
現役で残っているのは3路線だけだそうです。
(出展:北勢線事業運営協議会のサイト http://www.hokuseisen.com/index.html)
で、103の住処から近いのは三岐線なのですが、特殊狭軌乗りたさに到着した駅はこちら
東員駅。
バックにコスモスが咲いているのが見えますか?
すごくきれいだったんですけどもう終盤。おまけに雨降りですからね。
でも駅名看板(というのかな?)はなぜかカラフル。
そういえば自動改札だったのには驚きました。
写真忘れたけど。
そして、線路を見てみます。ホームに行くために跨がなければいけないので。
ん~、比較対象物がないのでピンとこないかもしれませんが、実物みるとちっちゃくてかわいいですよ。
こちら車内の様子です。
う~ん。やはり実際乗ってみないとわからないかな・・・
ちなみに、幅が狭くて電車が揺れるので気分が悪くなる人もいるらしいのですが、幸い大丈夫でした。
ただ、帰りの電車の中でボーっとしていたらいきなりカン・カン!となにか金属的な音が車内中に鳴り響きました。
驚いて目を上げるとなんてこたない、吊革がものすごく揺れて網棚にぶつかっていたんですね。
特殊狭軌、オソルベシ。
さて、この日の目的地は元住んでいた場所の近く。
毎度おなじみの長久手文化の家です。
この日のルート(電車)は、
① 特殊狭軌による騒音の旅:東員~西桑名
② フツー(それでも世界基準より狭い)のJR:桑名~名古屋
③ 日本一終電が遅くまであるらしい地下鉄東山線:名古屋~藤が丘
④ (復路だけですが)リニアモーターカーの旅:はなみずき通~藤が丘
となっております。
楽しそうでしょ。
で、藤が丘についたころちょうどランチタイムです。
最寄りの駅だった割には駅前の飲食店はあまり知らなくて(飲み屋ならまだしも)、どこで食べようか迷いましたが、さくっと検索して好みに合いそうなお店を発見。『麺家 半蔵』さんです。
カウンターだけのお店で14~15人くらいしか入らないのかな。
雨模様で日曜日とはいえ遅めの時間だったので空いているかな?と思ったけど先客が8人ほどいましたね。
お店の看板メニューはどうみても伊勢海老つけ麺だったのですが、オーダーしたのは中華そば。
今どきハヤリのラーメンは時に脂っこすぎたりするのがイヤなので初めてのお店ではシンプルメニューを頼みます。
厨房には3人の若いオニイチャン。元気に働いていて見ていて気持ちいいな。そしてほどなくきました中華そば。ランチサービスで味玉かライスがつくとのことでご飯をつけてもらいました。あ、業界的には玉子食べなきゃイケなかったかな。
育った環境が「ラーメンは鶏がら」という103ですので、他の出汁に対しては評価が厳しくなってしまうのですが、ここの魚介類系の出汁は悪くなかったです。
ストレート細麺にトッピングも当たり前のものばかりでしたが、おいしくいただきました。
おなかを満たしたら文化の家まで歩きます。
住んでいるころは自転車でスグだったんですけど、歩くと暑くなってきます。
今日はこれ。
ゲヴァントハウスカルテットによる弦楽4重奏。
なんと200年続いている楽団です。
それだけでも驚きなのに、最初の音を聞いただけでなんだか鳥肌が立ちました。
以前みたフライブルク・バロック管弦楽団は『人数が多いのに一糸乱れぬ演奏』がすごかったけど、今日は『少ない人数なのに厚い音』にビックリ。息が合うのはむろんのこと。
相変わらず年齢層が高いのが気になったけど、2曲のアンコールも
含めて素晴らしいとしか言いようがありません。
特にチェロの演奏が気に入りました。
高音を演奏すればヴァイオリンやヴィオラに音質が似ているので複雑な音の絡みも表現できるし、もちろん低音ではその存在感を前面に押し出しています。
そして演奏者。
一番高齢ではありますが、早いパッセージでほかの楽器と絡むときも負けていないし、陳腐な表現ですがやはり円熟した魅力がステキでした。
そんな至福の時を過ごした後は小さい電車で帰らなければナラナイ(笑)のですが、帰りは最先端に乗りました。リニモです。
闇の中に開く地下への入り口(はなみずき通駅~藤が丘駅間のみリニモは地下を走ります)。
というか、すでに103が子供のころの近未来になっちゃってるよね、今は。
駅の構内にこんなポスターがありました。
いわゆるリニモ貸切で走ってる間に合コンしちゃおうというものです。
フリードリンクだそうですが、おぢさんが心配するのはやはりトイレですね、えぇ。
ちなみに参加費に2倍以上の格差があるのを見逃しませんでしたよ。男女平等じゃねぇの?ここいらはいつまでたっても未来に近づかないね。
列車の最後尾に陣取りましたが、この鉄板カバー。
おそらく有事の際にはこれをカパっと開けて人間が運転できるんでしょうね。普段は無人運転だけど。コンピューターが反乱おこしたりしたらたいへんだからね。
というわけで、長いような短いような日曜日でした。
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