先日の日曜日、例によって無料コンサート鑑賞に行ってきました。
急に思い立ったものの、輪友bunaibuさんに打診してみると「一緒に行ける」とのこと。
天気も良さそうなので自転車で待ち合わせることにしました。
集合場所はココ ↓

久しぶりの湯島天神です。
例年1月末から梅が咲き始めますが、今年の冬は前半暖かかったのでもしかしたらかなり咲きまくっているのでは?と思いましたが、それほどでもありませんでした。

それでも参拝客は多く集まっていました。
梅を見てみるとまだまだツボミが多く、全体的には3分咲きというところでしょうか。

それでもほのかな梅の香りを楽しむことが出来ました。
近くのカフェでランチをしてから本日の会場である豊洲へと向かいます。
中央通りをまっすぐ行けばOKと思っていましたが、走行開始直後秋葉原の歩行者天国に遭遇します。自転車も通行できないので若干危険を感じますが昭和通りへ向かいました。
日曜日でクルマの交通量が少ないとはいえ、路肩があまり広くない道路です。
お願いだから不必要にクラクションは鳴らさないで欲しいですね。
慣れた道なら裏道をゆったり走りたいところですが。
で、今回訪れたのはこんなコンサート ↓

オーケストラーダという団体の室内楽です。
演奏を聴くまで下調べもせずに出かけたのですが、このオーケストラーダという団体、その活動理念のひとつに『地域社会への寄与』ということがあるようです。
つまり地域の福祉機関と連携し、無料で特別招待するということをしているようです。
なるほど、今回もその意味合いが強く、それほど大きなキャパではない会場の割には白杖しようしている人や盲導犬がいたのですね。
で、その会場なんですが。
メチャクチャ楽しかった!!!!
豊洲シビックセンターという、いわゆる役所機能も代行する市民会館的な位置づけで(最近は名称を横文字にするからようわからん)、演奏ホールのほかに図書館も併設されています。
ちなみにこの施設利用者には無料になる駐輪場も完備でした。
オープンが昨年の9月ということもありキレイなのはもちろんなのですが、コンサートホールの造作が変わっていました。

これは開演前に客席から撮影したところですが、バックがガラスになっていて外光がたっぷり降り注いでいます。
地上5階にあるホールなので遠くまで見渡せます。
でも、演奏の時に観客からは逆行になっちゃうよ??と思っていたら、なんと壁が可動式になっていてこんなふうになっちゃいます。

これで安心して鑑賞することができますね。
会場ばかりに感心していないでコンサートに話を移しましょう。
まずはハイドンの弦楽四重奏「ひばり」。
冒頭ひばりのさえずりのようなメロディーが爽やかな曲調を際立たせます。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロで奏でられ、最前列で鑑賞したので演奏者の息づかいも聞こえるようでライブ感がハンパなかったです。
次にダンツィの木管五重奏。
ダンツィという作曲家は知りませんでしたが、各曲演奏前に音楽監督である久保田氏が演奏者に質問形式で曲もしくは作者にまつわる話題を説明してくれるので、飽きることなく鑑賞できます。
バルトークのヴァイオリンソロソナタ。
バルトークという作曲家は近代音楽家であり、どちらかというと典型的なクラシックが好きな103には少し難解でしたね。
その後休憩時間には再び外光取り入れパネルがオープンして明るい会場に戻ります。
後半は弦楽と木管合わせてフランセとワーグナー。
最後の曲でこの日の出演者総出という感じでしたが、それでも15人くらいでしょうか?
小編成で小さめのホール(最大キャパ300人くらい?)、おまけに最前列での鑑賞、ライブの楽しみを堪能できました。
bunaibuさんとは会場で別れ江戸川経由で帰路へ向かいますが、北上中の向かい風にすっかりやられて(かつ、暗くなり気温も低下)松戸に自転車を放り投げ電車で帰った軟弱な103でした。
貴重な休日に終日付き合っていただいたbunaibuさん、ありがとうございました。
今度は荒川サイクリングでもしましょうか。チームカーと一緒に♪
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