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2015年9月20日 (日)

レギュレイターズ

キングネタです。
興味のない方はスルーしてください。

先日、ある場所でふとこんな時計を見かけました。

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いったい、何十年前からそこにかけられているのか分からないが、一応時間は合っている。
そう、つまり  Regulator = 監査機関、調節装置、標準時計・・・など様々な意味がある。
そしてこの単語を見ると思い出すのがキング(実際はリチャード・バックマン名義)が善と悪の闘いを(子供の目を通して、というか、子供が重要な要因となる)描かれる作品である『レギュレイターズ』だ。

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この装丁は単行本で出版された際のもの。
その後新潮文庫で文庫化されたが、コチラの方がシリアス感が増していていいと思う。
もちろん、単行本のソレはその内容から「子供っぽい」ところを狙ったのかもしれないが。

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正直に打ち明けよう。
最初この作品を読んだ時、実は全く面白さが分からなかった。
意図的だろうとは思われるが、バックマン名義の作品はキング作品よりも読みにくいような気がする。
具体的に「何が」と問われると難しいのだが(最近バックマン名義本読んでないし)、なんとなく先に読み進みにくいという印象か。残虐性が強いからなのか??

とにかく最初は「なんとなく読了」した本作品。
しかし、本作と表裏一体、鏡面的、ドッペルゲンガーっぽい・・・表現方法はなんでもよいが、対になる作品である「デスペレーション」を読んで(こちらはキング名義)、キング特有の作品同士のリンクや物語の背景・世界観の類似などに気づき、その面白さを再発見する。

ウィキペディアによる作品紹介ではレギュレイターズについて以下のように述べられている。

オハイオ州の田舎のポプラストリートという閑静な住宅街で、夏のある日、突然無差別に住民を銃撃しまくる異様なワゴン車に乗った襲撃者が現れる。住民たちはわけも分からずに混乱するが、襲撃者は繰り返しやってきては銃撃を行っていく。住民の一人で作家のジョン・マリンヴィルは、襲撃者を観察するうちに、彼らは子供向けのSF子供番組や西部劇番組の登場人物で、まるで子供の想像の世界から飛び出してきたような連中であることに気付く。時間をおくごとに襲撃は強力になって行き、さらにポプラストリートそのものも西部劇の舞台のような砂漠に変化していく。そしてそれらはこの街に叔母のオードリィ・ワイラーと住む自閉症の少年セス・ガーリンが好むSF番組、西部劇であることが分かってくる。

実はセス少年は2年ほど前にネヴァダ州の デスペレーションという街を通りかかった時、何者かに引き寄せられるように古い鉱山の坑道に入り、得体の知れない邪悪なモノを取り込み連れてきてしまって いた。邪悪なモノの名前は「タック」という。タックは2年もセスの内部に居座り力を蓄えていたのだ。そして、セスの中でタックとの戦いが始まる。

ここで語られるタックの存在がものすごくプリミティブかつ強大(純粋)な悪で、恐ろしいにもかかわらず子供のチカラ(力)により封じ込めることができるというのは、数多のキング作品に関して103が感じている魅力であり、読んでいてワクワクさせる根源であると思う。

そんな作品をふと思い出した時計を発見して再読してみようかなと思った今日この頃でした。

 

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