プロの演奏家と中学生の夢の共演!!っつうのを聞いてきました。
前回はチケットを購入しての鑑賞でしたが、この日は入場無料という嬉しいコンサートでした。
場所は前回FlyingDoctorを見たのと同じ尾張市文化会館。
演奏が進むにしたがいわかったのですが、どうやら同市の西中学校吹奏楽部が中心になって行っているようです。
同校の顧問である河田先生がウラで糸を引いているようですね(笑)
さて、この日も開演が15時からなので自転車で会場に向かいます。すでに土地勘はありますので、以前とは違う道を新しい経路を考えながら走りました。でももともと田舎なので、これ以上裏道走ったら畑に突入しそうな細い道を会場へ向かいました。
さて、このコンサート、エントリー名にもあるようにプロの集団である『アンコール・ムジカ』と中学校が一緒に演奏するというものです。プログラム順に見ていきましょう。
演奏の前に。
会場に入ると、演奏する(と思われる)中学生が入場者に『こんにちは~』と声をかけたり、プログラムを配布したり、忙しそうにしています。
いいですね、こういうの。コンサートでも自転車イベントでも『手作り』感は好きですよ。
まずは東中学校の演奏。嵐の曲とスタンダードをミックスして演奏しましたが、まだ場馴れしていないというか、緊張していたのでしょうか。ま、このイベントに今年から参加されたとのことでしたので、本来の実力を出せなかったのかな?だって、このあとムジカと一緒に演奏したときはいい音出してたからね。
続いて西中学校の演奏。ヴェルディの曲や定番の宝島など、なかなか技量が高いようですね。
東中学校の生徒もMCをちょっと披露していましたが、西中学校はさらにその上をいってましたね~♪『ノリノリ♪』
最近はおぢさんも年を取ったからか、一生懸命頑張っているヒトをみるとウルウルしちゃいます。それが自分のムスメよりも若い子供たちとなるとなおさらです。
頑張って、演奏を聞くことに集中しました。
それにしても、西中学校の吹奏楽部は今時風というか、さきほどのMCだけでなく、演奏中にラッパを振り上げたり、躍りながらの演奏というか、『見せる』のが上手でしたね。
そしてお次はプロであるアンコール・ムジカの演奏。
もう、こちらはなんの心配もなく聞けるどころか、表現力の高さもすごい。
緩急おりまぜた選曲とそれを生かした演奏で聞くものを圧倒します。
あ、こっちは写真撮るの忘れた。
で、最後には東中学校、西中学校、ムジカ合同の演奏です。
まずは『マーチ・エイプリル・メイ』。いいぞ。東中学校の生徒ものびのび演奏できているみたい。
そして東中学校が抜けて、西中学校とムジカによる『トゥーランドット』。
あれ?ふと気づいたのですが、中学校って基本男女共学ですよね?まして公立ならなおさら。
しかし、東中、西中とも吹奏楽部に男子がいない!
芸術に男女の差はないと思いますが、何故男はいないのだ??
う~ん、来春の新入生で男子が入ってくれるといいですね。
最後に言っておきますが、ボクにとっては『子供が出演するから応援しに行く~♪』というノリではなかったのですが、それでも子供たちが一生懸命演奏している姿を見るのはいいもので、セミプロの素晴らしい演奏とはまた違う楽しみかたができました。
アンコールにはド定番の『星条旗よ、永遠なれ』を再び東中の生徒も合流して演奏。
河田先生は『子供たちはこの貴重な体験をちゃんと理解していないかもしれない』と言っていましたが、そんなことはないと思います。
これから成長していく過程で必ず何度も思い出していく経験になったと思いますよ。
プロと積極的に取り組む西中の姿勢、それに共感した東中、そしてサポートしてくれた(実際に若い演奏家のために指導をすることもアンコール・ムジカの活動のひとつになっているそうです)アンコール・ムジカ、みんなが協力して作り上げた演奏会、とても良かったですよ。
« 瀬戸の町は結構ディープでした | トップページ | 『尾張旭市民合唱団 第8回ニューイヤーコンサート』へ行きました。 »
この記事へのコメントは終了しました。
« 瀬戸の町は結構ディープでした | トップページ | 『尾張旭市民合唱団 第8回ニューイヤーコンサート』へ行きました。 »
コメント