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2012年1月26日 (木)

本日はアノ人を思いながら、喪に服すのです・・・

本日、あまりにもショッキングなニュースが世界中を駆け巡りました。

103が世界一愛するRIOTのパーマネントメンバーでもあり、その「手クセ」フレーズにより独特な世界を構築していた同バンドのギタリストである Mark Reale が2012年1月25日(アメリカ時間)逝去しました。

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あまりにもショックで、このニュースを読んだときは信じられず、英文だったためツイッター情報を探したらやはりマークが居なくなったのは本当だと知った・・・

RIOT

決してマイケルジャクソンのように超スーパースターでもなく、ヘヴィーメタル界の重鎮であるJudas Priest や Ozzy Osbourne のようにコンスタントに人気を誇るバンドでもなかった。

例えば IRON MAIDEN のように曲のテーマは変わってもそのプリプロダクションが一貫しているバンド・・・というわけでもなかった。

うがった見方をすれば『時代に翻弄されたバンド』だろうか。

時にはマネージメント、時には時流、時にはメンバーチェンジに悩まされながら、それでも佳作を世に送り続けたバンド。

日和見に流されることもなく、表面的には変化があってもその芯にはギター少年の「永遠の憧れ」のようなものを持って演奏活動を続けていたマーク。

RIOTというバンドのあまりにも不遇な歴史は今更ここに書くまでもないが、自分がこのバンドと関わってきた時間はあまりにも幸せで、大切なものだ。

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我が短いRIOTと接触した時間を振り返ってみたいと思う。

【出会い】
恐らく1988年ごろ。
当時発売された「THUNDERSTEEL」は、どちらかというとそれまで「ヘヴィーメタル」ではなく「ハードロック」が好きだった自分の耳に突き刺さった。
そう、それまで聞いた曲よりさらにハードな音だった。どちらかというとあまり好きなジャンルではなかったものの、RIOTのそれは心に響いた。
言うまでもなく今ではヘビーメタル界の、いや、ロック界の名作のひとつと数えられているが、その当時から103にとっての「ヘヴィーローテーション・アルバム」になった。
学生時代に、LPだったら「擦り切れるほど」という表現が合うほど頻繁に聞いていたものだ。

【初めてのライブ】
そう。
1989にRIOTが始めて来日したとき。
これが103にとっての初体験だった。
ノックアウトされた。
今のカミさんを連れて行ったのだが(当時付き合い始めたばかりで、相手の好みに合わせるような余裕はなかった)、その楽曲のクォリティ、まるでCDをそのまま再現しているような演奏の完成度、そしてとにかく熱く燃え上がるライブパフォーマンス。
どれも最高だった。
気がつけば(スタンディングのライブ会場だったこともあり)、カミさんは観客席後ろのほうに置いてけぼりでRIOTの世界に陶酔していた。

【THE PRIVILEGE OF POWER】
物議をかもし出したアルバム。
ヘビーメタルの世界ではご法度とされていたホーンセクションを大々的にフューチャーした作品だった。
しかし、これが103のツボにはまる。
ラッパが入っているのに、こんなにメタルしているのはなぜだ?
そして前回の興奮もさめやらぬ間の来日公演。たしか渋谷公会堂だったよな。
ホーンセクションを省略したカタチでのライブ。
ラッパ?
オリジナルアルバムでは効果的だったけど、別になくてもいいじゃん。
というわけで、このときも完全燃焼。
確か1990年。

【NIGHT BREAKER】
トニー・ムーアが脱退し、マーク・ディメオが加入。
それまでのトニーのハイトーンヴォーカルとは対極にあるマークの歌い方。
ライブでこそなんとか再現していたものの、アルバムではやはり彼のレンジにあった作品を作ることに。
ところがこれが、いい。
THUNDERSTEEL、IMMORTAL SOUL に勝るとも劣らないほど103が好きなINISHMOREもこのころの作品。

当時は川崎のクラブチッタでのライブが多かったな。
ちなみに1998年に行われたライブではライブ録音され、それが後に「SHINE ON」というライブアルバムとしてリリースされた。

【助っ人ティレリ】
その後、マーク・ディメオ時代には4~5枚のアルバムをリリースしたが、マスタープラン等、他のプロジェクトの合間に作っていた感があり、佳作ではあるものの傑作は生まれなかった・・・

ライブではマイク・ティレリがヴォーカルを努め、なんとかライブの体は保つものの、このころの彼らはどうにも「吹っ切れていない」感じがしていた。

【リユニオン】
そんな時代が続いた後、嬉しいニュースが飛び込む。
トニー・ムーアが復帰し、THUNDERSTEELのころの布陣(+マイク・フリンツ)で再結成するというもの。
ハッキリ言って、イマドキはやりの「過去の栄光をもう一度」的な再結成だと思っていた。
いや、確かに皆年取ってお腹ぷっくりしちゃったりして、オヤジ化はすっかり進んでいたが、パフォーマンスは捨てたモンじゃない!!

そしていよいよリユニオンメンバーで製作したアルバムが出るといううわさがちらほら・・・

【IMMORTAL SOUL】
満を持して2011年に発表されたアルバム。
コイツはハッキリいって、THUNDERSTEEL以来の、いや、個人的にはそれを超えるアルバム。
演奏力の高さは折り紙つき。
RIOTには珍しく(?)ミキシングもうまくいっている。
そして、なんと言ってもマーク・リアルのコンポーザーとしての能力が爆発した作品。
捨て曲なし。
歌メロからギターソロ、ドラムソロはないけど相変わらず的確なボビーのドラミング、ドンの手数の多いベース、そしてトニーの昔から変わらない、いやむしろ円熟味を増したヴォーカル。

コイツをひっさげての日本ツアーを心待ちにしていたんだよ。

【2012年】
そして年が明けてすぐにマークのクローン病による緊急入院のニュースが飛び込んでくる。
NYCでのライブを控えた寸前の出来事。
まぁまぁ、クローン病の大変さはよく分かるし、命に別状のある病気では(とりあえず)ないから、ゆっくり休んでQOLを向上させて療養して欲しいと思っていた矢先に・・・

Mark Reale 逝去。

あまりにも突然で。

あまりにもこの先楽しみにしていたところで。

最初は信じられませんでした。

思えばここ数年。

103がヘビーメタルという世界を大好きになるきっかけとなった人々が次々にいなくなっていく・・・
Rony James Dioしかり、Gary Moore しかり、そしてMark Reale・・・

他のRIOTメンバーは彼抜きでNYCでのライブを敢行する道を選んだが、このニュースを聞いてどう思ったのだろう。
それともある程度覚悟したうえでのあのステージだったのだろうか。

Mark、貴方のギタープレイがどれほど心を揺さぶったでしょう。
アメリカ出身のバンドというにはあまりにも物悲しいメロディーは我々日本人の心を鷲掴みにし、そのままあちらの世界まで持っていってしまいました。

願わくば先に逝っているミュージシャンたちと思う存分ジャムって、「マーク節」を爆発させながら安らかに眠ってください。

Shine On ! Mark...

Rest In Peace...

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