「ヘイヴン-謎の住む町-シーズン2」がスゴイことになっている♪
ユニバーサルチャンネルで絶賛放送中の「ヘイヴン-謎の住む町-シーズン2」。
スティーブン・キングのファンなら押さえておきたいドラマ。
原作は彼の「コロラド・キッド」という小説です。
もともとこの作品は非売品として世に出たモノ。
それも、キングのライフワークである「ダーク・タワー」シリーズが新潮社から文庫で再販(Ⅰ~Ⅳ)、発売(Ⅴ~Ⅶ)された際、オビにある申し込み券を送ると抽選で入手できた幻の作品である。
プレゼントされたのは10,000冊なのでものすごく希少価値があるわけでもないのだが、一時期はオークションで12,000円もの高値がついたこともありました。
原作についてはものすごい傑作!というわけではなく、キング独特の未解決ストーリーを中篇サイズで作品に仕上げたもの。
それをもとにドラマ化された「ヘイヴン」はすでにシーズン2の放送が佳境に入り、いよいよ謎がなぞを呼び面白くなっているのだが、先日放送された(たぶん昨年??)エピソードの『聖しこの夜』はキングファンが泣いて喜ぶ作品。
ネタバレになっちゃうのであまり多くは書けませんが、ユニバーサルチャンネルに掲載されているあらすじは以下の通り。
エピソード 8
聖しこの夜 (Silent Night)
ヘイヴンの町にクリスマスが到来。美しく飾られた町で皆が浮かれる中、オードリーだけが首をかしげる。まだ7月なのだ。いぶかるオードリーを周囲の誰もが「今日はクリスマスイブだ」と言って笑い飛ばす。町中でオードリーをからかっているのか、それとも災いによる現象なのか…。やがて突如として町から人々が消え始める。ついにはデューク、ネイサンも消え、最後に残されたオードリーは皆を取り戻そうと受難者を捜し続けるが…。
で。
どこが面白いかというと、
* ストーリーが進むにつれて消える人々の痕跡が記憶から消えるとともに、現象として確認できる。例えば地元地方紙に記載されている人口がどんどん減っていくところ。複数回観るとその状態が確認できて面白い。
* アノ作品のように、町が孤立していく状況
* どこかの店の看板に「The Bark Tower」という記述がある・・・ (下線管理人による)
などなど。
ドラマは本国でものすごい高視聴率を記録したが、日本ではあまり話題になりませんね。ま、イマドキの地上デジタル放送で放映されているドラマだけ見ていても週に20数時間も費やすことになるでしょうから、日本のドラマファンには観ている時間などないのでしょう。
でも、ストーリーの巧妙さ、伏線も丁寧に作ってあるところ、キャスト自身の魅力など(103は特にデューク・クロッカー役のエリック・バルフォーが好き。
時間のある人はシーズン1から見ることをオススメします。
しかし、この作品最近の米ドラマのようにシーズン3,4,5・・・なんてことにならないだろな・・・
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