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2011年12月18日 (日)

スーパー通勤自転車

先日エコプロダクツ2011へ行きました。

小学生がバスで来ていたり、中学生・高校生も会場でリポート作成のために熱心にノートを取っていたり。
もともと一般向けにエコの機運を高めるために開催されたものでした(と、思います)が、年々産業レベル向けのカラーが薄くなっていき、来年はもう見る必要はないかな、と。

ただし、自転車関連については別です。こちらは仕事は関係ないですから!(笑)

ブースの大きさは昨年と変わらないかな?電動アシスト自転車を作るメーカーが数社、リンプロジェクト(新参?)、地下駐輪場を提供する会社、日本が誇る世界のシマノ、などが集まりひとつのブースを形作っています。

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で。

早速疋田氏がプロデュースしたという自転車を拝見。
まずは「お手を触れちゃいけない」自転車。

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全部で10箇所の「スーパー」な特徴があるとのことですが、気になったところをいくつか見てみましょう。

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前後輪とも雨などの悪条件でも制動力が落ちないディスクブレーキ使用。ちなみに日本でもようやくテレビ放送が始まったシクロクロスに使用している自転車はカンチブレーキだけどね。

ハブダイナモもついてますね。早朝や夜間の走行で必須のライトですが、やはり電池式のモノでは万が一の電池切れということもあります。もちろん、いまどきはコンビニですぐに購入できるのですが、ランニングコスト(自転車だからサイクリングコスト? 笑)のことも考えるとダイナモがいちばん。それも負荷の小さいハブダイナモであれば多少ホイールが重くなることなど帳消しですね。

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当然消費電力の小さい(かつ明るい)LEDライトです。フォーク~ダウンチューブにあるリード線は後ろのリアランプへいく配線です。もちろん大電流が流れるわけではないのでこのくらいの線で十分なのですが、毎日通勤で使用するというタフさが求められている条件では、もう少し物理的な衝撃から保護してやる必要があるのかなと思いました。

ちなみに、この配線も、ブレーキ、シフトケーブルの取り回しもフレーム内を通すことによってスッキリした外観と耐久性に対応しているのだと思います。せっかくそこまで頑張ってるんだから、ねぇ。

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プロムナードバーハンドル。試乗しましたが、直進安定性が良いと感じました。おまけに乗車姿勢が前傾になりすぎないので、視線が上を向き周囲の状況を把握するうえでは有効ではないでしょうか。ちなみに、通勤自転車にログ取るための(あるいは写真撮影用の)INOUは必要ないでしょう。
ブレーキハンドルの形状からするとディスクブレーキは油圧式のようです。メンテナンスのことを考えるとどうなんだろう?

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ほら、こっちはちゃんとメンテナンスフリーな内装変速機を使ってる。ALFINEの確か11段変速(!)だったと思います。また、かなりマッドガードも長くしているのが分かります。通勤でスーツが汚れちゃ大変ですから。

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ちょっと分かりにくいのですが、サラリーマンが使う典型的なカバン(手持ちにもショルダーにもなるようなヤツ)をホールドできるリアキャリア。完全にサイクリング用ではなく通勤カバンを想定。メッセンジャーバッグを想定すらしていないところに潔さを感じます。このキャリア専用のダボもシートステイについていますから、こりゃ~オリジナルですよね。

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そしてトップチューブには疋田氏のロゴ(?)。この自転車、フレームだけ見てもなかなか良いシルエットでした。どこで作ってるのかと思ったら東洋フレームでした。なるほどね。

そして、もう1台、ミキストフレームの面白い自転車もエントリーされていました。

大勢の人が群がってこの↓写真しか撮れませんでした。

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トップチューブの間(!)にカバンを収納可能です。
でも、この写真だけじゃよく分からないので試乗した際に細かい部分を見てきました。

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こうして見るとトップチューブの隙間は結構広いですね。

Imgp3404

こちらもディスクブレーキ&ALFINE。

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普通の自転車だったらボトルケージを取り付けるダボを利用してカバン用のブラケットケージをつけています。これでカバンが落ちることはありませんね。しかし、このケージも特注かな?

どちらの車種も通勤用ですからマイルドな乗り心地で、ま、今のところ一般販売は考えていないけど、フルオーダーで作れば作れないことはないでしょう。たぶん28万円くらいはするのでは?とおっしゃっていました。

さて、会場内で自転車に関する展示は他にもちらほらありましたが、最も気になったのがコレ。

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ブリジストンのブースにあったホイールです。
これはいわゆるシニアカーっていうのかな?足腰の弱い人が乗れる3輪電動カーに参考展示されていたものです。緑のフィンのように見える部分(自転車で言うところのスポーク)が恐らく合成樹脂性。このフィンの向きが表側と裏側で反対向きになっていて、走行中にクッションの役割を果たすとのこと。

つまり空気が入っていないタイヤ。表面にうっすらとゴムのトレッドがあるのが分かるでしょうか?つまりこれがタイヤなんですね。

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非空気入りタイヤ Air Free Concept」というそうです。

なんだか、世の中どんどんエコになっていきますが(若干過剰反応する人がいると感じる昨今)、ひとこと言いたい。

もともと、自転車はエコですから。

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コメント

103さん、おはようございます。
うちの会社にも入場券が有ったんですが、行くことが出来ませんでした。
2種類の自転車、私も見て試乗してみたかったな~と思ってます。

bunaibuさん、コメントありがとうございます。

ジテツウ用自転車といい、自転車の歩道通行規制に対する行動といい、いよいよ疋田氏は本気になってきたなと感じさせます。
実はこの日も疋田氏のトークショーがあったのですが、時間がなくて見ることが出来ませんでした。

どうもです〜!
すごい自転車があるもんですね(笑)

NOBさん、どうもです。

他にも電動アシストの新しいスタイルなど聞いてきましたので、そのうちエントリーに載せたいと思っているのですが・・・明日から出張プラス週末スキーなのでしばらくアップ出来そうにありません

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