ほんの一部の「見たい」自転車のためだけにサイクルモードに行きました。
今年もサイクルモード、行ってきました。
日曜日は予定があるので、5日の土曜日いつもの通りROCKにパニアバッグを装着して(イベントでもらうカタログ、結構重いんだよね)、朝7時に自宅を出ました。
ルートは大好きな花見川沿いのサイクリングロード。
休日の朝、散歩やランをしているヒトも少なく、静かでいつもの雰囲気を味わいながら幕張を目指します。
開場には9時半ころ到着しますが、すでに駐輪場にはちらほら自転車が到着しています。公式HPでは初日に自転車盗難があったとのことで、警備員を増やしているのでしょうか。
しかし、実際問題として自転車の鍵をはずそうとしているのか、切断して盗難使用としているのか一瞬で判断するのは難しいですよね。
対策としてゴツイ鍵を自転車に使用するよう提案しているメーカーもありますが、そもそも高いロードバイクに乗るヒトは重い鍵をつけること自体抵抗あるでしょう。
最近の自動車のように、キーを持っていると自動的に開錠されるとか、こういう分野にこそ新しい技術をどんどん投入して欲しいものです。
ま、いずれにしてもタダでさえ価格の安いGIANTの自転車、さらにそのなかでもローエンドバイクであるROCKが狙われる可能性は少ないです。おまけに古くて汚れてるし、サスのロッドは錆びてるし(←オイオイ)、こんな自転車を狙うよりももっと高いのを狙うほうが効率いいでしょ、って、別に犯罪幇助してるわけではありませんが・・・(笑)
とにかくボクのROCKが狙われる可能性はかなり低いのですが、それでもちゃんと鍵をかけて会場入りします。だって、帰れなくなるのは困るし。
昨年同様、輪友bunaibuさんと一緒に会場を回ることにしました。
たぶん会場は去年と同じようなレイアウトです。
入場口から入るとそこにはハートマークとかスペードマークの、自分には縁のなさそうな(笑)メーカーのブースがあるので、速攻で隣の会場に向かいます。
順不同で紹介しますが(写真あるもの、メインね)、とにもかくにも忘れてはいけないのは、今年初の(たぶん)試みである、ビルダーを集めたエリアで行われたトークショーです。
まずは、ショーが始まる前にブラブラ眺め、気になったのがコレ。東洋フレームの展示車。
どうも、bunaibuさんとボクが自転車を見ると着眼点が不思議です。
たとえば上の写真。普通だったら「お~、Wレバーをハンドルに取り付けるこんな方法があったのか!」というところでしょうが、我々は「このブラケット、市販品かな?マーキングもないからこのためだけに作ったのかな~?」ってな具合。
下の写真にしても、ステムの形状ではなく、その下の六角で締める意味は何かな~というところが気になったりして。
さて、このエリアでは1日数回トークショーがあり、第1回のそれはまもなく始まるとのこと。
大阪の「ナカガワサイクルワークス」の中川茂氏が登場するので、かぶりつきで話を伺います。
要約するとこんな感じかな。
1.マスプロメーカーが作る自転車は「工業品」。ビルダーが作るのは「工芸品」
2.発注者のための1台を作るために、目的や好みを明確にしておくことが必要。
3.現在乗っているバイクがあればそれを持ち込んで、検討するのがベター。
4.下り坂で安定した走行が出来るのが良い自転車。
話の「肴」として展示されていたのが、ナカガワサイクルワークスこだわりのカラーで作られた1台。なんと、クロモリとカーボンのハイブリッドだそうです。
中川氏はやはり素材としての歴史が長いスチールが自転車(フレーム)の材料として良いと考えているが、今後技術が進化すればアルミでもカーボンでもこだわらずに良いものを使っていきたいとのこと。
ある意味、このバイクはその考え方を象徴しているといえるかな。
ラグの仕上げとか(チューブとラグの間の隙間は出来るだけ少なくし、接合時のロウはなるべく少なくするべき)、電動デュラのケーブル仕上げとか、細かい部分にもこだわりを感じました。
ホラ、トップチューブの楕円から覗いているのは炭だよ~ん。
FDも同様ね。
他にも地元の牧野さんとか、ケルビムとかいろいろ出てましたがじっくり話を聞いていたら面白かったかもしれませんね。
こりゃ来年はビルダーめぐりに1日必要かな?
他にもいろいろ回ったのですが、最近記憶力が低下してきたので(苦笑)写真を元に。
木製ストライダー。最近は自然素材回帰で自転車も木製・・・なんすかね~。でも、カッコイイな。
FUJIのブースは相変わらず坂をうまく使っていますね。
そんななかでこんなのを見つけました。
確かロードバイクだと思いますが、ロウづけしている部分をそのまま残したんでしょうか?bunaibuさんの話しではたぶんロウはこういう色だろうとのことでした。
さすが。東京会場とはいえ千葉で開催されたショー。チーバ君に遭遇です♪
ん?ラレー(&ARAYA)のブースで見つけた渋い自転車。
よ~くみるとリアキャリア(NITTO)とか、泥除けなど面白いつくりですね。
後で調べたら、ラレー125周年の125台限定bモデルだったそうです。103の手垢だらけの展示車を手に取る人がいるんでしょうね(笑)。
今年は全く有名人に会うこともなく(bunaibuさんから電話があったときに目の前に絹代さんが来ましたが挨拶できず)、試乗もせず、ひたすら各ブースを回ったのですが、展示しなくなったメーカーや新しいメーカーなど、少しずつ変わっているのは感じました。
欲を言えば今回楽しめたビルダーネタがもっと多くなるといいな。
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コメント
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このレバーマウント、いいですね。
もしかして、これ↓ではないでしょうか。
http://tsss.co.jp/web/?p=538
一体型ステムは、特製品かもしれません。
投稿: 断腸亭 | 2011年11月 7日 (月) 07時39分
断腸亭さん、コメントありがとうございます。
実際に写真に撮ったものはいかにも「手作り」という感じでしたが、そうです。東京サンエスの分厚いカタログを酔っ払いながら昨晩眺めていたら、まさにコレがあり、納得した次第です。
それにしてもよく見つけられますね~。
投稿: 103 | 2011年11月 7日 (月) 12時05分
こんにちは(^O^)/
サイクルモードいかれたんですね!
私も東洋フレームの自転車 目に付きました。カッコいいですよね(^O^)/
投稿: あちち | 2011年11月 7日 (月) 16時12分
今回は家族で行ってきました。
かみさんが思いのほか楽しんでくれたようで良かったです。
これで自転車で行っちゃっても”家族安泰”かな。
うちの匠冴はストライダーにハマりまくり。自分で持っているんだからHAROのやつとか乗ればいいのに同じやつばっか乗りまわしてました。特製シーソーが楽しかったみたいで30分以上あそんでたな!こんど家でも遊べるように作ってやらねば!!
投稿: よね | 2011年11月 7日 (月) 16時59分
あちちさん、コメントありがとうございます。
実は、例年通りの展示だったら行かなかったかも知れません。
そこに、ビルダーさん集結の情報が!
ってなわけで行って参りました~♪
目の保養が出来ましたが、自分が手に入れられる日は当分来ないことを改めて実感しました・・・だって、高いんだもん。
投稿: 103 | 2011年11月 7日 (月) 18時50分
よねさん、どうもです!
おっ!家族で楽しめるようになると楽しいですよね。ウチでは190%無理ですが(笑)
今回はカミさんも同行出来なかったので、おじさんツアーになりましたが(bunaibuさん、ゴメンナサイ)、ごく一部のエリアはかぶりつきでガン見してました。
ストライダー・・・自分の子供のころにこんな楽しいのがあったら、良かったのにな~といつも思いますよ。
ところで、特性シーソーなんてあったんですね!気が付きませんでした。
投稿: 103 | 2011年11月 7日 (月) 18時53分
103さん、先日はありがとうございました。
コメントを投稿したつもりでパソコンをダウンさせたようで、遅くなりました。
楽しい時間というのは早く過ぎるもので、いつの間にか帰らなければいけない時間になってしまったという感じでした。次回も興味が湧きそうな企画を期待したいですね。
投稿: bunaibu | 2011年11月 9日 (水) 20時56分
bunaibuさん、こちらこそお付き合いいただきありがとうございました。
本当に朝から夕方まであっという間に時間が過ぎてしまいましたね。
トシ取るとただでさえ時間がたつのが早いのに、楽しいことはもうホント、光陰矢のごとしですね。
サイクルモードは今後も我々が楽しめるような展示を期待したいですね。
投稿: 103 | 2011年11月 9日 (水) 21時46分