俄然期待が高まってきました。「Still Your Man」の視聴(?)が可能です。
RIOTの新譜『Immortal soul』についてはすでに特別盤のリリースがなくなったらしい(?)ことや曲目などに関してアップしてきました。
そしてこのたび新譜発売(日本は10月19日!)に伴い久しく閉鎖されていたRIOTのオフィシャルサイトが復活しました! めちゃくちゃうれしいです。
そして、なんと新譜の中から2曲目に収録されている「Still Your Man」が視聴できるのです。
画像は静止画のリッピングによるものですが、曲を聴くだけでアルバム全体への期待が否応なく高まります。
まずはイントロのボビーのドラミング。メタルゴッドのいるバンドのアノ曲を彷彿とさせますが、もっと早くて複雑かな?そしてドラムに続くギターとベースのリフが3連符で刻まれ、「あれ?どこかで聞いたような気がするぞ?」となればあなたは立派なRIOTファン。
そうです。1分ほど経過したところで1st Verseが登場しますが、まるで「Johny's Back」を思い出させるチューンであることに気づかされます。
ただ、無駄にトシを重ねているわけではないRIOTの面々。そこには昔のようなゴリゴリのヘヴィーメタル然とした曲作りではなく、さらにメロディアスに聞かせるアレンジが施されています。
たとえばコーラス。
トニー・ムーアの美声は健在ですが、正直若いころとは若干違う。サステインするところのビブラートなんかは昔のままだけど、もはや「ただ高いだけ」の声ではなくその中に「太い芯」があるような声になっている。
実は今回のリニューアルが発表されて、スウェーデン(だったかな?)のフェスで見た彼の姿はお世辞にもスリムではなく、年を重ねて体重も増しているのが明らかに分かる。正直、脂が乗りすぎて(笑)声質が悪くなってしまったかと心配していました。
ところが、その年月を経ても今回の楽曲で聴けるのは「昔のようにパワフルで、さらに深みを増した」声だったのだ!
さて、ボビーはRIOTを離れていた間も常に第1線で活躍していたので安心して聞いていられるが、トニー同様ブランクがあったと思われるドンも心配だ。
特にライブでどうなるかだが、それは実際に見てみてから判断することにしよう。
ただ、この曲の中ではすばらしい演奏を披露していることは間違いない。往年の曲も2009年のライブで元気に披露してくれていたから、ま、大丈夫だろう。
そして、Mark reale と Mike Flintz のユニゾンリフは相変わらず美しい。THUNDERSTEELアルバムではもちろん、103が最も好きな(プリプロダクションが悪く、音質は最悪なのにも関わらず)The Brethren of the long house のような早くて激しくて美しいリフが他の曲でも聴けるかな。
ところが、新譜発表が近づいてイヤなニュースが入ってきた。ヴォーカリストのトニー・ムーアが口腔内の疾病のため(英語力がないので詳しく分からん)手術するらしい。
手術後4ヶ月くらいはおとなしくしていなければならないらしく、残念なことにHAMMERFALLに同行するはずだったツアーは出演キャンセルを余儀なくされたようだ。
さぁ、期待の新譜「Immortal soul」は19日発売ですぞ。
古くからのメタルファンはもちろん、10代、20代の若いファンの耳もきっと満足させられる作品だと思うので、全てのメタルファンよ!心して待て!
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イモータル・ソウル
アーティスト:ライオット |
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