すいかライド、走ってきました。

７月１７日（日）、震災によりルート変更を余儀なくされ「千葉チャリティーすいかライド」と銘打ったイベントに参加してきました。例年なら「銚子センチュリーライド」として開催される、真夏の自虐的イベントです。

一応完走はしてきましたよ。一応。

なんでこんな書き方をするかというと、ま～たまたやってしまいました、自転車乗りにとってはおったまげびっくりのハプニングからこの日はスタートしたのでした。

思い出すだけでも心臓に良くないので、「続きを読む」をクリックしてください。

話しは１週間前にさかのぼります（そんなに！？）

１０３にとっての初代スポーツバイクであり、GIANTのローエンドバイク、「ROCK」に『久しぶりに給油してあげなきゃかな～』なんて考えたのが始まりでした。そして『久しぶりに～』というだけでなく、７月２４日に開催される「桧原湖１周ファミリーサイクリング」があるので、最低限の整備はしとかなきゃ、と思った次第。

で、ROCKの整備は炎天下の中無事に終わったんですよ、えぇ。

そして今回のすいかライドの前日、何を思ったかRADACもやっちゃお♪　と。これがハプニングのきっかけでした。

いつものようにフレームふきふき（夏は土の中から避難？避暑？散歩？　してきたミミズがアスファルト上でのた打ち回っているところを自転車で踏んづけて「彼」がフレームやフォークに付着するということがよくあります）していると、いつもは全く考えない『タイヤの空気圧点検』をしてしまいました

おいおい、スポーツバイクの基本として空気圧チェックは最低限のメンテだろ！と誰かに怒られそうですが、別に普段はシャカリキになって走るでも無し、カミさんとゆっくりポタが基本ですから、ま、「空気抜けてりゃ入れる」というレベルです。良い子のみんなはマネしちゃだめよ♪

前輪の空気を一度抜いて・・・プシュー。再度適正空気圧まで加圧･･･シュコシュコ。

後輪の空気を一度抜いて・・・プシュー。再度適正空気圧まで加圧･･･シュコシュコ。

で。

最近買った秘密兵器を使って早速翌日の朝あわてないためにRADACを車載したのでした。

と・こ・ろ・が。

娘を地元のお祭り会場までクルマで送っていくときに、「１０３、なんで自転車の空気抜けてるの？それも前後両方。」

・

・

・

・

・

・

・

え～～～～～～～～～～～～～～～！！！！！！！！！！

ぬゎんですって～～～～！！

すっかり慌てます

チューブの買い置きはひとつしかないし、今から買いに行ってもいいけど暗くなり始めたら作業しにくいし。

結論　→　ROCKですいかライドに参加することにしましょう。

確かすいかライドの参加申し込みの際、ロードとMTBのカテゴリー分け（料金同じ）がありました。で。

申し込み当時の１０３はRADACに乗れない状態でした。そう、例の「奥入瀬事件」の直後だったので、念のためMTBでの参加申し込みをしていたのです。

その日は用事を済ませていたら時間が遅くなったので翌朝車載することにして酔っ払って寝ました。

【そしてイベント当日】

ROCKをクルマに積んで、必要な荷物（メット、グローブ、サングラス、補給食等々・・・）も突っ込んで準備万端、イベント会場に着いたのは受け付け開始時間の７時ころ。

荷物を出してＲＯＣＫを降ろしていたら、なにか足りません。

そうです、前輪をまたまた置きっぱなしで来てしまいましたぁ～！

もう、ホントに学習しないオッサンです

急いで自宅に戻り前輪回収し、トンボ帰り。なんとか、受付のお姉さまに頼んで遅刻カテゴリーでゼッケンステッカーをいただくことができました（汗）。ようやくこれでスタートラインに立てたわけです（あ～、長い前フリだった・・・）

法定速度ギリギリで自宅～会場間を往復していたあいだに、チームのよねさん、ＫＥＮさんから電話が。「え？なんでまだ我孫子にいるの？？」　こういうワケでした～。

【やっとイベントのレポできます】

スタート前にＫＥＮさんを探しながら撮影したこの日の朝です。もう、思いっきり夏空でこの日もめちゃ暑くなる予感でワクワクします。

千葉サイクリング協会では、震災後チャリティーライドを呼びかけており、今回のイベントもその一環です。ゼッケンにも「がんばろう日本」の文字が。参加費の一部を募金することにより１０３もチャリティーに参加しています。

スタート前から気温が上がり始め、ボトルの水もすでに半分なくなりかけたころ、いよいよスタートです。

途中までは快調に走ります。道の駅オライ蓮沼までは銚子センチュリーと同じルートなので目をつぶっていても走れます（ウソ）。

それでも、さすがにＭＴＢ、重いです（爆）

平坦路、下り坂はＯＫですが、登りはさすがにツライのでＫＥＮさんに先に行ってもらいます。最初のチェックポイントまで一直線というところまで来たので、ソロ走行でしばらくマイペースで走ります。

コマ図にもあった「たまごかけごはん」の店が見えてきたので「ここか～。でもＫＥＮさん先に行ってるからメシは食えないな～」と思いながらふと店先を見ると見慣れたジャージが。

なんと、ＫＡＲＡのようにお尻ダンスを披露するBoostさんでした（笑）。

さらに驚くべきことに彼は既にＴＫＧを食して一休みしていたところのようです。さすがただ走るだけではなく自ら伝説を作りに行く男。ちなみにいかにも「自分のバイク」ふうに写っているＣＥＲＶＥＬＯのロードは他の参加者の方のものです。Boost氏はもちろん青いヤツですから。（この日も悲劇にあいましたが・・・）

しかし、このお店朝の８時から営業してるんですね。ニワトリだけに早朝から卵、産みまくってるわけですね。

チーム東葛からはE-ponさんも参加されているとのコトでしたが、既にこの時点でBoostさんはちぎられ、このアトもまったり走行のチームストローラーは彼に会うことはありませんでした・・・

ここからはBoostさんも一緒に走り、ＣＰ１へ。補給をしましたが、やはり写真を撮ったのはほぼ全滅寸前の白桃ソフトクリームでした。

ものすごくはしょりますが（笑）、ＣＰ２道の駅多古につき、昼食です。今度は食べる前に撮影しました。

ここでは恒例のスイカをいただき、また、大会の主旨でもあるチャリティーの一環で被災地の状況を写真で見せていただきました。

何度みても胸が詰まる思いで、今でも苦労されている人が大勢いると思うとこうして好きな自転車に乗れていることが本当に幸せなことなんだと思います。

ＣＰ１～ＣＰ２間は基本的に平坦路だったので余裕のフリヲしていましたが、この後はダメでした。東総～北総地域の典型的なアップダウンにすっかりやっつけられて、どうにもみんなに着いていけません。途中、コンビニで補給など、待ってもらいながらなんとかゴールすることが出来ました。

ゴール場所にはこちらも恒例の水シャワーを浴びて（靴までびちゃびちゃ。でも気持ちよかったー！）、カキ氷のご褒美です。

なお、本日の参加バイク。

Boostさんのガンダム号。このあと・・・

暗くて見えづらいけど、自転車転倒によりシートステーに傷を受けてしまいました。さすがBoostさん、イベントでの話題提供力は誰にも引けをとりません。

んで、ＫＥＮさんのマドン。

そうそう、大切な自転車は倒れないように最初から倒しておきましょう。

リアキャリアを外したとはいえ、ヘヴィーなＲＯＣＫでした。カミさんは来週コレで桧原湖走りますけど

今年も仲間と一緒に完走することが出来ました。でも、ひとこと。「車載輪行」には気をつけましょー（自爆）