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2011年5月27日 (金)

奥入瀬を爆走。新緑が気持ちよくて思わず忘れ物。

表題の通り、先週奥入瀬渓流をサイクリングしてきたのですが、あまりにも衝撃的なことがあり、ショックのあまりエントリーアップもままならない状態でした。1週間遅れではありますが、記録のためにアップしておきます。

常々、チームの一員として『出張時にはレンタルだろうが、自走だろうが可能な限り自転車に乗る』条例に則り、岩手・青森出張の機会にレイダックを持っていきました。車載です。

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走ったのは5月20日(金)の朝です。

宿泊先の十和田市内のホテルを早朝出発し、目指すはデポ地である焼山にある『おいらせ渓流観光センター』。ここにはバス停や観光案内センターなどがありますが、さすがに朝早いので人っ子一人いません。

同日朝の当地の気温はおよそ15℃くらいでしょうか。ここから奥入瀬渓流を上り十和田湖まではたしかず~っと上り基調だったはず(昔の記憶)なので、ま、これくらいの気温でも半袖でちょうどいいでしょう。チームジャージを着て走り始めます。

クルマはあまり走ってないし、周りはうっそうとした森林。マイナスイオン、出まくっています。時期的にも雪解け水が流れている頃なので、奥入瀬渓流の水量も多いし、渓谷壁面の岩からはたくさん水が染み出しています。

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この写真では結構明るく見えますが、当日の天気はどんよりした曇り。天気予報では昼ごろには雨が降るとのこと。おまけにすぐ近くには八甲田山が鎮座しており、典型的な山型の天気であれば、突然雨に降られるなんてことも覚悟しながら走ります。

焼山~子ノ口(ねのくち)までは全般的にゆるい登り。道路はほとんど奥入瀬渓流と同じレベルを通っていますが、ところどころ川から離れたり、近づいたりを繰り返している間、結構アップダウンがありました。

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傾斜は急ではないとはいえ、ダブルレバーのレイダックでこまめに変速するのはつかれます。

それでも、途中滝を見たり植物にぐっと近づいてみたりしながら子ノ口へ向かいます。

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途中、石ヶ戸に寄りました。「石ヶ戸」とは石でできた小屋の意味で、昔美女の盗賊がここに住み、旅人から金品を盗んでいたそうです。うん。たしかに住めますね。脇には水もあるし。

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焼山~子ノ口間には遊歩道があり、昔歩いたことがありますが結構時間がかかったと記憶しています。距離が14kmなので、3時間はかかるのでしょうか。でも自転車ならあっという間。寄り道しながら走ってもおよそ1時間で子ノ口に到着し、十和田湖を見ることが出来ました。20年ぶりくらいでしょうか。ここの風景は変わりません。

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これで晴れていれば最高だったんですけどね。風も結構あり自転車から降りると寒いです。標高がおよそ400mですが、気温はたぶん10℃くらいまで下がっていたんではないでしょうか。

ここで何か補給して戻ろうかと思ったのですが、まだ観光客相手のお店も開店していません。8時前だから当然ですね。

この日の仕事は中途半端な時間だったのでまだ余裕があります。

なんの下調べもしないまま、子ノ口から反時計回りに十和田湖を回ることにしました。

で。

走り始めて10分もすると後悔し始めます。十和田湖を見下ろすようにだんだん道は上へ上へと続いていきます。

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ところどころ残雪もあっちゃったりなんかして。

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「あ~、これはまじめにヒルクライムやんか!」と思いながら引き返すのも悔しいのでそのままひたすら(超低速で)走り続け、御鼻部山の展望台に到着。

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「高いところがあれば登りたくなる」のは人間の習性なのでしょうか。一応展望台から十和田湖を望みますが、景色はダメダメです

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ここまでの道のり、距離はたいしたことないのですがくたびれたので、地図を見て検討会議。

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指差しているところが現在地ですから、十和田湖一周のまだ1/5しか走ってないじゃないですか!

でも、なぜかアタマの中に「御鼻部山を過ぎたらラクになる」という勝手な思い込みがあり、頑張って走ることにしました。

そしたら、さらに道は登り続け残雪も多くなってきました(苦笑)。

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告白しますと、上の写真は御鼻部山手前で撮影しました。実は展望台を後にしたらさらに登りがキツくなったので、写真を撮る余裕がありませんでした

ここは確か滝野沢峠だったと思います。どうやらここから下るような雰囲気なので一休み。やっぱり誰もいませんし、途中すれ違った車も2~3台だったでしょうか。

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そこからはひたすらダウンヒル。最高速度62km/h(!怖い~~~~)をマークしながら、あっという間に子ノ口に戻りました(って、省略しすぎ)。

宇樽部トンネル近くでツーリングしている2名のサイクリストにすれ違いました。

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最後は当然、ソフトクリームでしめたのでした!

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あ。

「衝撃的な出来事」はこのアト起こりました。

走った後には仕事をきちんとこなし、帰宅したときに気づきました。

「前輪がない!」(爆)

ほとんど真っ白に燃え尽きた103でした。

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コメント

えー!?
前輪の行方は?

お=! 十和田湖いいですね 相変わらずパワフルな行動に脱帽ですが・・・
前輪どこかで落としちゃったのですか?
それでも10さんならウィリ・・(爆)

どうもです〜!
あら、まっ ですね!
前輪をお忘れになるとは、前例がないこと
まっ、上段はさておき、それは大変な忘れ物ですね! さぞかしヒルクライムで疲れてたんですね!

発見した人は? なんで、タイヤ一個あるんだ?と思っているでしょうね! 駐車場の管理会社、団体には電話などされましたよね?

それにしても、あまりにも凄い結末です。

かつて峠道の下りへ向かう途中で雨が降っていなかったら展望台で暑くて脱いだレインウェアを忘れて行きそうだったことがあります。
某国では両替中に駐輪していた僅かな時間に自転車の前輪が盗まれたことがあります。( ゚д゚)ポカーン
お気に入りのサングラスを石川県に忘れてきた事もあります。(泣)
私にとって、走った後の一休みは気を抜けません。(苦笑)

奥入瀬なら心優しい方がどこかに届けられているかもしれません。
見つかるといいですね。

103、こんばんは!
キレイな景色ありがとうございます!!
熊に遭遇!とか期待しちゃいましたが、
期待以上のオチでしたね~(笑)
夏はホイール回収ツーリング、、でしょうか?


spiritさん、コメントどうもです。
前輪・・・イマ、どこにいるのでしょう・・・

Boostさん、どうもです。
そうそう、今週のアサレンは終始ウィリーでこなしたため、前腕が痛くて痛くて・・・んなワケないだろー!(笑)

NOBさん、どうもです。
クルマに積む際、前輪を外して車の脇に立てかけたんですね。バイクを積んで、そのまま走り出しちゃったので・・・(想像)
そのまま前輪だけ転がって、千葉まで帰ってきてくれたら良かったのにな~

roadrunnnerさん、どうもです。
なるほど、「走った後の一休み」は要注意ですね。
それにしても某国での盗難は困りますね。まさにポカーン

ワンチャン、どうもです。
なるほど。
回収ツーリングという名目で日帰りサイクリング!とか、出来る距離だといいんですけどね。

さて、期待はずれのオチがこのあと待ってるかも???

事情がすぐに呑み込めませんでした。
そういう事だったんですね。
外した前輪を車の脇に・・・・ピナ男もやりますよ。
土足禁止のマイカーの後に残されたマイ靴。
それに少し通じるものがありますでしょうか。
疲れてるとやっちゃいそうですね。
どなたかとっといてくれてるといいのですが。

ピナ男さん、こんにちは。

…そういう事だったんです
そうそう!まさに土禁のクルマの脇に置き忘れた靴のイメージですね。

当日はそんなに疲れてるわけじゃなかったんですが。
その後、おかげさまで回収することが出来ました。改めて記事にいたします(◎´∀`)ノ

 奥入瀬良かったですか~?
 御鼻部山への登りはキツかったでしょ~
 秋田県側の発荷峠(はっかとうげ)展望台には立ち寄らなかったの?湖岸道路からちょいと登らないと行けないけどね(笑)
 オイラが以前走った時は、渓流区間は子ノ口から焼山方面へ走ったので下りオンリーで楽チンでしたぁ
 http://yj.pn/D74J7l

KENさん、コメントありがとうございます。

奥入瀬良かったよ~。ちょいと寒かったけど。

御鼻部山キツかったよ~。ちょいと静か過ぎて不気味だったけど。

発荷峠は登らなかったよ~。いちおーアノあと仕事したから

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