雨の日は久しぶりに自転車メンテナンス。と思ったら、ものすごく苦労したのです。
週末だというのにうらめしい雨です
こんな日は自転車のメンテナンスに限ります。しかし、RADACは前輪がないので一生懸命手を掛けてあげよう!というモチベーションが全く上がりません┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
そこで。
カミさんが通勤&買出し&高負荷トレーニング(笑)に使用している軽快車のメンテに挑戦です。挑戦というとちょいと大げさに聞こえるかもしれませんが、リアキャリアに加えて幼児積載用カゴ(カミさんは米購入時に運搬用として活用)も装備されている自転車の後輪タイヤ交換です。
いや、いわゆるスポーツタイプの自転車なら朝飯前ですよ。クイック外して交換して空気入れりゃいいんですから。
しかし。
軽快車の後輪はやっかいです。上記重装備に加えて内装3段変速機やドラムブレーキだって狭いエリアに「これでもか!」とばかりに押し込めてあるんですから。
そこで参考にさせていただいたのが、『TAKAよろず研究所』のサイトです。
こちらの管理人さんは、自転車だけに限らず、カメラ、オーディオ、ギター、バイクなどの関する修理や便利工具の作成などの記録を残してくださっており、ものすごい情報量です。
その中にある『買い物自転車後輪のタイヤ交換(倒立)』のページを参考にさせていただきました。特に、①内装3段変速機の取り扱い ②チェーン引きの向き及び調整方法 について非常に参考になり、この場を借りて御礼申し上げます。
さてさて。
そもそもウチの軽快車、いったいどんな風になってパンクしたのでしょうか。実は以前から「このタイヤかなりくたびれてるな~」と思っていたのですが、後輪だったのであえて見てみぬフリヲしてきました
しかしある時帰宅してみると「今朝仕事に行こうとしたら、物凄い音がしてパンクしちゃったよ」とカミさん。はは~ん、とうとうお逝きになられたのだな、と思っていましたが、明るい場所でじっくり見てはいませんでした。改めて見るとこんな感じです
接地面もサイドもダメダメですね。
ちょっと調べてみると自転車屋さんで軽快車の後輪タイヤ交換を頼むと¥2,000~¥4,000くらいかかります。ホームセンターに行くとタイヤ自身は¥1,000以内で購入できるわけですから、自分でやっちゃえば安上がりですね。
と、安易に考えて(いや、実際は大変そうだとは予想していましたよ。ただその予想は甘かった)自宅で始めてしまったのですね。
さてさて、実際の車両はこちらです
2008年の1月に富士スピードウェイを爆走した「おとっぴー号」です。作業手順を写真と共に見ていきます。あ、ちなみに今回のエントリーはあくまで自分の備忘録というか記録のために残してあるだけなので、興味のない人は読み飛ばしてください。
【まずはいろいろ外そう】
軽快車にありがちな(そしてそれゆえにものすごい耐久性を誇る)内装変速機、スプロケット、クランクのカバーを外します。
【変速機とブレーキのワイヤーをフリーに】
まずは内装変速機をフリーにします。変速レバーをワイヤーがゆるむポジションにして変速シャフトを押してワイヤーのアタマを外します。
反対側にあるリアブレーキもワイヤーをフリーにします。ブレーキユニット(?)がチェーンステーに固定されているのでこちらもボルトを外します。どうせ完全にホイールを外さないとタイヤ交換できないからね。
【とにかく共締めが多いので、取り付ける順番を記録しとこ】
【外れた!】
実際にはかなりの時間格闘して、ようやく後輪を外すことに成功しました。
このころには自転車をひっくり返して作業しています。良い作業台があればもっとラクなんですけどね~。
【タイヤ交換】
ここまで出来ればあとはお茶の子さいさい。交換するタイヤは26インチの軽快車用。ちなみにホームピックで購入しました。
【後輪取り付け】
実はここから、結構てこずりました。
汚れた手でデジカメの画像を確認しながら取り付け順番を確認したり、チェーンのかけなおしが大変だったり。
で、いつのまにかカミさんに写真を撮られていたようですが、悪戦苦闘している最中で気づきませんでした。
すっかり自転車屋のオジサンだな。
あ。
完成車両の写真を撮るのを忘れました
でも、無事に調整も終わり走れるようになりました(小雨の中試走済み)ので、来週からはカミさんの通勤スキルも復帰するでしょう。
最後に。
軽快車の後輪タイヤ交換は、出来ればあんまりやりたくないですね。
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