サイクルモード : BROOKSのまき
レポです。
すでに行かれた人はご存知のとおり、サイクルモード(幕張)の会場は大・小2つのホールから成り立っています。入場口は1箇所しかないため若干入退場時に混雑があったものの、ある目的のためにはやる気持ちの前ではわずかな障害でしかありません。ある目的は・・・クロモリバイク関連グッズ(バイク含む)の探索です。
さて、エントランスをくぐると小さいほうのホールに入ります。ここには、デローザ、コルナゴ、ピナレロ、マヴィック等々、我々貧乏サラリーマンにはほとんど縁がないようなブースが並びます。まだ開場間もないときだったので、人もまばらなため「どーせ買えないし。」とひとりごちながら小ホールはスルー。
大ホールに行くと庶民の味方のような馴染みのあるブースが目に付きます。
で、最初に目に付いたのがBROOKS。午後にはBROOKSのサドルがついた自転車に試乗したのですが、ま、それは置いといて、「もしかすると完成車に付いているBROOKSのサドルなら手に出来るかもしれない」という希望を胸にひやかしにブースを見学します。
実はBROOKS製品はあちこちのブースでお目見えしたのですが、こちらは元祖、本家本元、BROOKSのみのブースでした。
ラインナップごとに、レース用、長距離ライド用、ふわふわなスプリング仕様・・・など鎮座ましましていますが、とりあえず絵的に目を引いたのがコレ。
Coltというシリーズだそうです。いわゆるこのメーカー特有の「皮革色!」ではないのですが、ロゴの入った銘板と大型鋲が「いかにも」感をかもし出しています。でもね~、定価で¥18,270です。ちょっと足せば我がファーストスポーツバイクであるROCK(By コスパ高GIANT)が買えちゃいます。単品での購入は、この先宝くじでも当たらない限りないですね。
さらに、ここにはサドル以外にもグッズがありまして、こんな自転車がありました。
ピンボケですいません
サドルとバーテープがBROOKS製なのはもちろんのこと、パニアバッグです。
とてもじゃないけど恐ろしくて雨の日は乗る気になれませんが、皮製のがっちりしたタイプです。容量も大きめだし(片側で22.5リットル)小さいポケットが付いているのがいいですね~。しかしこちらもローコストパフォーマンス(爆)。片側だけで¥42,315だそうです。さらに追い討ちをかけて魅力的なのに購買意欲が根元から折れたのがフロントバッグ。
なんと1890年のカタログにあった製品をリファインしたとのことですが、どうやら付属品として四角いサドルバッグに似たポーチ(フロントバッグに取り付けられる)と、自転車から取り外した祭に持ち運びやすいようにショルダーベルトが付いているようです。おまけに、トップにあるマップケースを止めているのは・・・
スポークだ~!シブイ。
「いいな~」という羨望感と「こんなの買えないな~」という絶望感が葛藤する中、BROOKSとこれまた気になるメーカーBRUNOがコラボ展示しているブースを見つけました。
ここで目からうろこの製品(というか、特製??)に出会いました。フロントキャリアを取り付けるときに、フロントフォークにあるダボ穴を利用して取り付けるのがスタンダードなやり方ですが、この写真のように特殊なブラケットをつけることによってダボ穴がない自転車にもキャリア、つけられちゃうんです。
まずはクイックに共締めする形で、アルミかな?のブラケットを固定。ちゃんと複数の穴プラス長穴まであるところが汎用性の高さをうかがわせます。
そしてブレーキ台座を利用したブラケット。ここではカンティブレーキですが、もちろんVブレーキだっていけますね。ただし、このブラケットに関しては相手のキャリアを選ぶので注意が必要ですが、こんな方法でダボ穴のない自転車にもフロントキャリア取り付けが可能ってのは面白かったですね。ただし、フレームの強度の保証は出来ませんので、自己責任でね
サイクルモードレポ、次回は『FUJIのブースで出会ったこんなパーツ』です。
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