こんな季節なのに焼けました～～

カミさんからの『わたしをりんりんロードに連れてって』(古い)コールに応えて、季節外れの気温を記録した体育の日に久しぶりのりんりんロード、走ってきました。

先日さふらんさんはじめ、大勢の自転車乗りの皆さんと100kmオーバー走行したためか、カミさん、調子に乗っています(笑)。そのためかどうかわかりませんが、６時半に起きれば十分間に合う予定だったにもかかわらず、カミさんが起きたのは４時半過ぎ。『一度トイレに起きたら眠れなくなっちゃった』だって。
ま、カミさんの早起きに付き合った103は４時前に目が覚めていましたが(爆)

そんなわけで自宅を８時に出発するところ、余裕で７時発です。
向かうは霞ヶ浦総合公園。朝早いのでクルマも少なく、順調に到着。

レイダックとロックをクルマから出して組み立て。この日は走りだす前、早い時間は、まだ涼しかったんですよ。カミさんは長袖シャツの上にチームジャージを着ていたくらいですから。

土浦駅をかすめてりんりんロード始点でパチリ。

この部分整備されたんですね。

空を見上げれば秋晴れ。ほとんど風もなく、最高のサイクリング日和です。

人並み以上に寒がりのカミさんの体が温まるまでは若干時間がかかったものの、彼女にとって初めての道。周りの花を見たり、昔の駅の跡を眺めたりしているうちにあっという間に藤沢休憩所。

この日はとにかく速度を抑えて走ることにしました。下り坂(ほとんどないけど)以外で時速24km以上出たことはなかったのではないでしょうか。おかげで休憩しても『汗が冷えて寒いから、すぐ走ろう！』と、カミさんの意欲は満々です。

途中筑波山が間近に迫っているはずなのに雲でほとんど見えない時もありました。時間は９時前後だと思いますが、若干黒っぽい雲が立ち込めていたので雨の心配もほんの少しだけしましたが、終わってみれば久しぶりに日焼けするほどの良い天気でしたね。

土浦から岩瀬に向かって、左側に瀟洒な家が新築されていたのを以前チェックしていました。いかにも一般住宅っぼくはなく、『もしかしてお洒落なカフェかも～』とひそかに期待していました。

でも、実態は散髪屋で、『こんなところでお客さん来るのかな？』と心配してしまうようなロケーション。
誰かりんりんロード沿いに喫茶・軽食の店作らないかな。

さてさて、カミさんの『初めてのりんりんロード』は気持ち悪いほど順調に進み、気が付けば10時過ぎに岩瀬到着。 カミさんはしきりに『お腹空いたね～』と言うが、ちょっと待て。この時間じゃファーストフード店くらいじゃないと開店してないよ。

ということで、以前チームで走った時にも立ち寄った『グラスデイ』に向かいます(ゆっくりね)。それでも着いたのは開店15分前（苦笑）。

仕方がないので反対側の土産物屋を冷やかしていたら、ちょうどいい時間になりました。走りだそうとすると、茨城弁丸出しのおじさんがロックを見て『こりゃ重そうだな。ちょっと持たしてみろ』と言って持ち上げ、『奥さんすげーなー』だって。これでも普段より軽量化して(キャリア外したりね)走ってるんだけどね。

グラスデイに行くとさすがに我々が一番乗り。クルマも馬もいないので(笑)、自転車はココへ『繋留』しました。

結構お腹は空いていたのですが、比較的ハラ持ちのいいクリームソースのペンネとケーキセットをオーダー。103が食べた栗のケーキは旬の味で美味しかったです。

大好きなエスプレッソも合格点。後は51号線の路肩が整備されれば、岩瀬からのアクセスも大分安心出来そうです。

さて、普段なら40～50kmくらい走ると若干くたびれてくるはずですが、カミさんは全く快調。復路も同じペースで淡々と走ります。
予定より一時間以上早いペースなので、ちょっと真壁に寄ってみましょう。

町中をうろちょろしていると郵便局らしき建物が見え、ハガキが欲しかった103が止まって中を覗くと、なんだか違和感。
そういえば今日は祭日です。郵便局が営業してるわけありません。
実はココ、『旧』郵便局で、今は観光案内所になっています。事情が飲み込めるまでの間にボランティアのおばちゃんに捕まり(笑)、いろいろと説明してくれます。

真壁はひな祭りの時には来たことがありますが、その時は自転車に乗れないほど混雑していました。ところがこの日は天気がいいのに、ロードバイクに乗った人が２人と歩いて観光している人を数組み見ただけでした。

このおばちゃん、話しだしたら止まらない(笑)。

もっと通年真壁に観光客が来るように町起こしをしていることに始まって、薬屋、蔵を改造した旅籠、そこの五右衛門風呂など、後から思い出して、ガイドが止まりませんでした。

そんな彼女にようやく分かれを告げて、真壁城跡を見に行きました。さすが、ガイドのおばちゃんが勧めるだけあって、見晴らしは最高です。でも、純粋に城跡なのでな～んにもありません。

歴史オタクの方には想いを巡らせるだけで一時間でもオカズになるのでしょうが、カミさんは早く走りたいようなのでりんりんロードに戻ります。

終始抑え目のスピードで走ったためか、103はすっかりお尻が痛くなってしまいました。なぜか平地なのにダンシングの嵐です(笑)。

そうこうしているうちに以前から気になっていたお店に到着。

特にお目当てがあったわけではありませんがお腹が空いていたらもんじゃでも食べようかなと思っていました。

入ってみると、まるで近所のおばちゃんち(笑)。店舗らしいといえば３卓あるテーブルが『もんじゃ焼き仕様』に鉄板が設置されていること。
おばちゃんというか、まるでおふくろ並の妙齢女性が出迎えてくれました。
『あんれ、じでんしゃで来たのかい？ちゃんと鍵かけねぇと持ってかれっぞ。』『かき氷はちぃせぇのが￥100だっぺ。あずきとかミルクをトッピングすっと￥30上がっかんな。』
と、いかにもトッピングして欲しいオーラが出ていましたが、レモンとマンゴーの小を注文しました。

実はこの日は自転車用のボトルを忘れてしまって、ペットボトルをデイパックに突っ込んで走っていたのですが、いちいち止まらなければならないので、水分摂取不足です。おまけに季節外れの暑さで、『合成着色料不使用』のかき氷がうまかったです。

その後はデポ地である公園まで一直線かと思いきや、橋のそばの自転車ショップ(ちょっと買えそうにない自転車が多かったです)に寄ったり、公園内でミミズクに遭遇したり　（おとなしいとはいえ猛禽類。他人に触らせたりしていいのかな）　しました。

戻ってくれば100kmオーバー走行で、かつあまりくたびれていないカミさんは上機嫌でした。
今度は桜の時期に来たいそうですが、自走でどう？

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おっと、大切なお知らせを忘れるとこでした。りんりんロードの途中でゾロ目、ゲットだぜっ！

こんなオチですいません