もてぎ外伝① 上り坂
もてぎツインリンク(英語表記ではTWIN RINGとなっていたから、本当はリング?)を自転車で走る場合、モータースポーツのレースとは反対周りに走行します。
スタート直後、90゜コーナーを過ぎるとだらだら長い登り坂になります。その距離約760m。
去年はMTBでの出走でしたので、『辛くなってもインナーローなら、ハナクソほじりながらでも楽勝だ』と思い、気持ち的に楽でした。
しかし、1年経過して少しは成長していなければいけません!
ただでさえロードバイクで軽くなっているわけですから、『フロントアウター縛り』で走ることにしました。
最初の2周、楽勝です♪速度もなんとか時速18kmを維持して登ります。そのあとは長い下りなので、勢いに任せて走ります。ま、本当は短い登りや向かい風でつらい時もありましたが。
2回目の走行。
さすがに最初の疲れが残っています。ピットであんなに食べたのに…(って、食べ過ぎたから??)
アウター縛りは守りますが、時速15kmくらいまで落ちます。なんたって、まだヒルクライム初心者ですから(苦笑)。
全体の平均速度が高いこういうイベントではドラフティングの恩恵に預かることが多いのですが、さすがにここまでスピードが落ちると風の影響よりも、自分(の体重^^;)との闘いですね。
そして、恐怖の3巡目。実はこの時間、一緒にイベントを楽しんでいる4時間耐久レースの走行者のゴール時間とかぶります。安全上、一時ピットを封鎖するため7時間耐久レース出走者はピット交代が出来ません。つまり、走るしかないってこと!
亀チームの男性で一応ヤンゲストのワタクシめがコースに出て3周走ることになりました。
さすがに一周7.2kmのコースを3周すると、手賀沼一周と同じジャン!(距離はね。上り坂のおまけつき)
それもものすごい巡行速度でアップダウンもあるのです。
この時ばかりはフロントインナーでも仕方ないと思い、とりあえず走り初めます。
最初の一周。良いカモ、いえ、良い速度で走っているロードバイクに着いて走ります。登りもクリア♪ところがこの人のゼッケンは白いです。このイベントでは競技ごとにゼッケンの色が決まっていて、つまり白は4時間耐久レースの出場者なんですね。
案の定、途中でいなくなってしまいました(苦笑)。しばらく単独走です。午後から風もだんだん強くなってきたので、ドラフティング走行の有り難みをこの時ほど痛感したことはありません。
そして単独走のまま3周目の登りに入ります。
すると不思議なことが起こりました。なんだか全然苦しくないんです。いや違うな。苦しいんだけど、脚が回るんです。普段ならヘロヘロになると、思いギアに変えて、脚をゆっくり回して休む(最近特にそういう悪いクセがついている)のですが、この時ばかりは違います。自然と脚が回って、疲れているはずなのに走れます。
いわゆる、ランナーズハイ?セカンドウィンド? とにかく不思議な感覚でした。
そんなわけで無事3周クリアしましたが、まだレースは続きます。最後の4巡目の出走で先ほどの3周走行の帳尻をあわせるため(?)に1周だけ走ります。
いや~この時が一番頑張っちゃったかも
登りも下りも向かい風もひたすら1人でペダルを踏み込みました。恐らくこの時に最高速度をマークしたのだと思いますが、時速60km以上になっていました。
最後ピットに戻ると仲間が暖かい声援で迎えてくれます。この瞬間は嬉しいですね~。『おつかれ~』の一言で、つらさも吹っ飛びます。見てください。疲れてへろへろになった103です。
しかし、これでも楽しかったんだな~♪
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コメント
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103さん
お疲れ様でした。
もてぎは初めて行きましたが、走りやすいですね。
毎回参加されてる訳がわかりました。
自宅からは二時間と、そんなに遠くないので
来年も出たいと思っています。
今年は3時間でしたが、来年は4時間?7時間?。
途中で脚が軽くなる感覚よくわかりますよ。
投稿: ピナ男 | 2010年4月17日 (土) 08時53分
ピナ男さん、コメントどうもです。
そうなんです。走りやすいんですよね~。
我々も味をしめて去年4時間→7時間になったので、来年も7時間かな~。
とにかく皆で楽しむ運動会は楽しかったです。
投稿: 103 | 2010年4月17日 (土) 13時33分