出張こぼれ話 ⑤:おいおい、まだやんのかよ~(汗)
先日(というか先月・・・)の海外出張で。
今回は実にタイムリーな出張になったわけで。
少し時計を戻しましょう。 今年の8月。 こんな本を読み終わりました。『ドイツ自転車旅行を楽しむ』。この本の読書感想文(笑)はこちらのエントリーを参照していただくとして。
ドイツ自転車旅行を楽しむ 著者:小柳津 厚尚 |
そしたら今回の出張でしょ?こりゃしめた。と思い、仕事が終わって最終日。お客さんもショッピングをしたいということで半日ブレーメンの町並みを歩いたとき、お客さんそっちのけで行ってきました。ドイツの本屋さん♪
店員さんに聞くと、わざわざ2階へ探しに行ってくれました。そして持ってきたのが、同じガイドブックだけど大と小サイズの2種類。
大きいサイズの地図縮尺は7万分の1、小さいサイズの地図縮尺は5万分の1。2人で顔を見合わせながら「やっぱ、5万分の1のほうがイイよね~」ということになり、お買い上げ。後で調べたらちゃんとコレ用のフロントバッグがリクセンカウルから発売されてました。
で、このガイドブックを見てみましょう。
まず表紙です。Radwegというのがいわゆるサイクリングロードなんでしょうね。Weserというのは、ドイツを南北に縦断している川のことです。ブレーメンというのは昔のハンザ同盟都市として交易で大変栄えましたが、それを助けたのがここから数10km北にあるBREMERHAVEN(ブレーマーハーフェン)という港町です。ここから積み込まれた貨物はそのままWeser川を北上し北海に出て、そこから世界中に物資を運ぶことが出来たのです。そうです、このガイドブックはまさにその交易の要となっていた(いる)Weser川を利用したサイクリングロードです。
表紙を開くと自転車道の全体図が現れます。南のハン・ミュンデンから北端のクックス・ハーフェンまでの総距離約520kmのルートです。
途中、「ハーメルンの笛吹き」で有名なハーメルンや、もちろんブレーメンも通ります。基本的にドイツの南端以外というのは丘はあっても大きな山がありません。ましてやWeser川に沿って走る自転車道ですからほとんど起伏はないようです。
次に凡例です。Kartenlegendeというのがたぶん凡例なんでしょうね~。知らない国の言葉は知ってる単語から類推するしかないんですが、"Karte"はよく使われますよね。病院のカルテにはじまって、レストランのメニューもカルテ、テレフォンカードもドイツ語ならテレフォンカルテ、クレジットカルテンなんてのもあります。これは凡例の「一覧表」みたいな意味なんでしょうね。
本編はこんな感じです。基本的に地図があって、その前後に各種観光名所の説明(らしきもの)があります。写真もふんだんに使われているし、凡例にあるのと同じ地図記号が表示してあれば「あ、これは教会の説明なんだな」というくらいは分かります。地図もCRが色分けされているので分かりやすいです。
通常の旅行で泊まるようなホテルはあまり記載されていないかもしれません。その辺の細かいところは『ドイツ自転車旅行を楽しむ』に詳しいので参考にしてください。ここで読むことが出来るのは、ホテルやガストホフ、ペンション、ユースホステルなど・・・各々の宿泊施設名の前にHとかGhとか書いてあるので、わかりやすいですね。
次に登場するのが宿の料金区分。結構細かく分かれています。一番安いのは・・・アンダーEUR15!!日本円でおよそ2,000円そこそこ!
おそらくこんなに安いのは農家の1室を貸すプライベートルームなどの特殊宿泊施設でしょうね。ドイツ人は夏の休暇などにこういうところに何日も宿泊して家族で過ごすというのを聞いたことがあります。
たとえばこの写真。一番下の宿はペンションで料金がEUR23~35の間、ヴィーゼン通り21番地にあるシュルテン/シュルツという宿というのが分かります。いや~、こうして見知らぬ街のこんな料金の宿泊施設がどんなものだろう?と想像しながら旅の計画を立てるのも楽しいですね。
いつか、このガイドブックをハンドルに縛りつけて走りたいと思っている103でした。
もういい加減、ネタもないので出張話しはこれにて終わりにします。チャンチャン。
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