出張こぼれ話 ③:そして再び自転車ネタ
「①」では街中で見かけた自転車ネタでしたが、今度はコレです。
本屋さんで漁りました。いや、もちろんドイツ語は読めないんですけどね(苦笑)。しかし、自転車乗りのはしくれとして、やっぱりドイツのマーケットを調査しないといかん。せっかくココまで来たのだから本場の情報をゲットするのが103の使命だ!とわけの分からない使命感に駆られて本屋めぐりをしたのでした。でも、結局KIOSKで買える雑誌のみ。そりゃそーだ。普通の新書(んなもんあるのか?)とかハードカバー買っても、字ばっかりだったらそれこそ無駄遣いですからね~。
【話題その1:知らないメーカーばっかり】
いえいえ、もちろんTREKだってGIANTだってKLEINだってありましたよ。でも、こういう自転車ですから、そもそも猫も杓子もロードバイク乗りになってるような状況の日本ではあり得ないような自転車を作っているメーカーが沢山ありました。 RADONなんて、知ってます?(笑)ま、これはまとも(?)なMTBメーカーのようですけどね。もしかすると世界的な市場がない自転車メーカーがEUの各国には沢山あるのでしょうか?そう考えると日本はフレームビルダーはあっても、こういうメーカーはなくなっちゃいましたよね~。ドイツの市場が元気なのと、日本のそれは元気だけど外資依存という感じがして、ちょっと寂しかったです・・・
【話題その2:記事はどこも似てるのか】
本文についてはやっぱり似てるのは仕方がないですね。サイコンの比較検証記事、サイクリングロード(というより、まるで夏休みに家族旅行で何日もかけて走ったというようなノリ)の紹介、自転車の各部位の説明とメンテナンス方法 などなど。
自転車だけでなく、普段の生活でもそうなのですがドイツ人は自宅インテリアの改造や機械の修理など、結構自分たちでやっちゃう傾向にあります。それを考えると自転車などは比較的単純な機械で、おそらくどこの家にも工具セットなんかあるでしょうから、どんどんセルフメンテナンスするんでしょうね。
【話題その3:ちょっと驚き!このチャリは!?】
そうです。電動アシスト自転車。なんと、実は何の根拠もないのですが密かに電動アシスト自転車って日本独自のものだと思っていました。ところが、結構雑誌での露出度は高く、中にはプロ(っぽい)が新しい電動アシスト自転車のインプレを紹介していたり、はたまた電動アシスト付MTBも載ってたりして。軽いカルチャーショックを受けました。『自転車は人間の足で漕いでナンボのもんでしょー』と思い込んでいたのですから。
【話題その4:おまけ】
なんとなく、このグローブ可愛いです。う~ん、キモカワというべきでしょうか。なかなか日本だとこのテのデザインは受け入れられないと思います。でも、ま、ドイツの雑誌を見ていると思うと、アラふしぎ。可愛いデザインに見えてきちゃいます(笑)。
ちなみにすぐ下にちょっとだけ写ってるヘルメットはMTB用のフルフェイスですが、こちらも結構インパクトがあります。
LAZERのヘルメットの広告。言わんとしていることは『LAZERのヘルメットをかぶっていれば、事故っても頭はしっかりガードします!』ってとこでしょう。
これはやりすぎなような気がしますが、複数の雑誌に掲載されていた宣伝でした(笑)。
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10さん、お仕事の隙間時間を使ってのミッションお疲れ様でした。
日本が台湾や中国で生産された自転車を輸入しているように、ドイツ皆さんも東ヨーロッパや、スペインなどから輸入した自転車を使っているのかも知れませんね。
フェルトやコラテック、フォーカスなどのドイツブランドは、日本の方がたくさん走っているかもしれません。
投稿: kakapo | 2009年9月17日 (木) 05時47分
KAKAPOさん、コメントありがとうございます。
エントリーにも書きましたが、ドイツの場合「スピードを求めるスポーツバイク」というよりも「実用的なクロスバイク」の占有率が高いのかな~と思いました。
投稿: 103 | 2009年9月17日 (木) 06時37分
マーケット調査ご苦労さまでした!
RADONはラドンでいいですか?空でも飛びそうな名前ですね。
個人的には、RED EVLL(レッドブル?)の自転車がお気に入りです。フロントのキャリアだか角(笑)だかわかんないパーツが、ちょっとかっこいい。
いろいろあって面白いですな~
投稿: ちぇん太 | 2009年9月17日 (木) 07時26分
ちぇん太さん、そうなんですよ。
知らないメーカーだから、たいしたことないのかな~と思いきや、むしろ日本でよく見るものとは違って面白い!
いろんなパーツが付属して、重くなることを心配するのかと思いきや、やっぱり実用的なものを選ぶんですかね、ドイツ人は。あ、それとももともとカラダがデカイので、多少重くても気にしないのかも知れません(笑)。
投稿: 103 | 2009年9月17日 (木) 08時54分
103おかえりなさい!
記事拝見して、思わず同じだ!と思い
にやりとしました。フランクフルトの
トランジットが今年も何回かあったのですが、そのたびに本屋で自転車雑誌見ながら
103と同じような事、感じてました。
近い将来、一般的にかの地で使われている自転車にシマノの全自動変速フルオートマティックがつく日も近いのではないでしょうか(笑)
投稿: kaccin | 2009年9月17日 (木) 10時00分
kaccinさん、コメントありがとうございます。
いや~、ボクもkaccinさんはフランスでどんな本を見ていたのかな~などと考えていましたよ(笑)。
それにしても、久しぶりに海外出張に行きくたびれました。kaccinさんのバイタリティーに頭が下がります。
投稿: 103 | 2009年9月17日 (木) 12時10分
103さん、こんばんは。
楽しくて関心深いレポートを沢山ありがとうございます。こんな記事を拝見しているといろいろと考えさせられます。
日本は広告宣伝でブランドさえ浸透すれば、あとはまぁ色とかワンポイントメリットなどで勝負できる、資金力のあるメーカーには大変御しやすい市場なんだろうと思います。欧米はなかなかブランドだけでは買ってもらえない市場で、逆に資本力が弱くても思想と技術があればそれなりに売れる。だからこういう状況になるのかもしれませんね。
投稿: サスケハナ | 2009年9月17日 (木) 22時04分
サスケハナさん、まさに我が意を得たり!というコメントをいただきありがとうございます。
一般大衆がマスコミに踊らされて(いや、違うのかもしれませんが。)某元野党が圧勝してしまったりするこの国では、本当の意味で『自分の意見を持って』欲しいものを欲しいと主張することをしなくなってきているような気がします。
みんなが買ってるからロードバイクに乗る・・・という風潮がないわけではないような気がします。ってか、たぶんそういう人は多いでしょう。逆にボクのような天の邪鬼な性格だと反発したくなりますが・・・(笑)
投稿: 103 | 2009年9月18日 (金) 08時57分