出張こぼれ話 ②:やっぱ食べ物でしょ。
皆さん、ドイツの食事といったらナニを思い浮かべますか?
ソーセージ? イモ? ビール?
全部アタリです(笑)。ただし、イタリア料理とかフランス料理のように、すごくおいしいかというと、疑問符をつけざるを得ません・・・。ただ、103はドイツの伝統料理は決して嫌いではありませんよ。一般的にはアイスバインという豚のすね肉料理とか、ザワークラウトのようなキャベツの酢漬け(これはかなり好みが分かれます)などでしょうか。
イモはフレンチフライ・ベーコンと一緒に炒めたもの・ルースティといって、え~と、マックの朝食メニューにあるようなマッシュドポテトを固めて揚げたものなど。でも、所詮はイモ。どう料理しようとも日本で食べるのとそんなに違うわけではないし。
ソーセージはどうでしょう。たしかにこれはウマイです。駅前の屋台みたいな店で焦げ目が付くまで焼いたヴルスト(ソーセージのことね)をパンにはさんでむしゃむしゃ食べているのを見ると思わず自分も食べたくなりますが、日本人にはでか過ぎ。
ま、そんな一般的な話をしてもアレなので、103が食べたものを。
これは確かブレーメンで飲んだビールですね。国内には沢山のビールメーカーがあって、ほとんどが日本では聞いたことがないもの。ここブレーメンには比較的国外でも有名な「BECKS」というビールがあるけど、それさえ日本で飲めませんね。いまどき世界中のものが日本で手に入るかと思いきやさにあらず。やはり現地で飲んでこそウマイのです。この時飲んだのはBECKSではありませんでしたが、たまたまこのレストランにおいてなかったんですね。翌日からのBECKS飲酒率はかなり高かったです(笑)。
そして、同じレストランで食べたエサです(笑)。幸いココでは英語のメニューがあったので、なんとか「食材」と「値段」でそれなりのものを食べることが出来ました。左の写真は103が食べた鶏肉withサラダです。パンもついてきましたが食べなくても十分お腹いっぱいになりました。
中央はヴルスト(ソーセージ)です。付け合せのイモ(茹でてつぶしてなにかと和えていました)、揚げたタマネギと合わせてこれも食べ応えがあったようです。
右は確か豚肉です。上に乗っているのがバターですよ!おまけに左上に添えてあるのも同じ。そんなにバター付けて食べたら太っちゃうよ!でも、食べたのは若い人だったから、ま、いいか。ここにもイモ・・・
翌朝の朝食です。コンチネンタル・ブレックファストなので好きなものを取ってきますが、103は必ず野菜とチーズは食べます。ほら、見てよ。このチーズ、まるで「トムとジェリー」で奪い合うのと同じように穴が開いてるでしょ。(なぜか、アニメネタ・・・)
ある夜、ディナーに行ったレストラン。田舎道を車で走ること30分。森の中から忽然と現れた建物です。なんと入り口には藁葺屋根つきの看板。そして建物本体にも藁葺屋根。これがものすごい。以前旧手賀教会で藁葺屋根を葺きなおすのに、ものすごい費用負担が必要だと聞いたことがあるので、このレストランも維持費が大変だろうな~、と、つい下世話なことを考えてしまう103でした。おまけに水車があります。どうです?日本にとても似ていると思いませんか?
ちなみにこの敷地内に大きな池があってその水を利用して実際に水車を回していました。その後その動力を利用してなにか仕事をしているかどうかは分かりませんが。写真に撮りませんでしたが、レストランの中を見ると天井に古い水車用の木製スプロケットが吊るしてありました。あ、食べ物の話に戻りましょう(笑)。
このレストランではこの写真しか撮りませんでした(爆)。
いや~、ちょっとシリアスな話しをしていたものですから。思わず尻に汗をかいてしまいました(苦笑)。あ、いちおう仕事してるみたいでしょ
ちなみにここで103は鹿肉をいただきました。いわゆるジビエってやつでしょうか。ドイツ人によれば、若干時期は早いかも?とのことでしたが、おいしかったです。
さて、今回の日程は短かったのですが(ドイツに4泊のみ)、最後の日街中で飲んだBECKSを始めて写真に撮りました。あ、ビール、ソフトドリンク、ヨーロッパ製焼酎(いわゆる蒸留酒でジンとかウォッカなど)すべてのグラスについているものがあります。それは・・・
容積を示す「目盛」です。これよりも少なかったらクレーム付けられるんですよね。ま、目盛を下回ってたことはいまだかつてありませんけど。
アルコールネタが出ましたので、いわゆるヨーロッパの焼酎、シュナップスです。アルコール度数では43とか45%で強い酒ですが、これがウマイんです。たくさん飲むものではありませんが、食後に飲むと気持ちよく眠れます~。もちろん、自分用のお土産としても買ってきましたけどね(爆)。
帰りのトランジットでフランクフルトで食べたハーゲンダッツのマンゴーアイス
なんだか、つづりからドイツっぽいのですが、もともとポーランドのユダヤ系の人がアメリカで興した会社だそうです。今回の旅では、基本的に「ドイツ料理を食わせて!」と毎晩リクエストしましたが、最後に浮気しちゃいました。あ~~うまかった。
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コメント
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10さん お帰りなさい! ドイツ出張お疲れ様でした!
一瞬ルフトハンザの飛行機がフランクフルトに見えましたが・・気のせいですね
BECKSビール!とても飲みたいですね。
京北スーパーあたりに置いていればいいのですが・・・無理か~。
とにかく無事の帰国でなによりで~す。
追伸
体重計がコワイですか? 僕はコワイです・・
投稿: 我孫子boost | 2009年9月15日 (火) 23時59分
日本人は、旅行に行くと現地の食事を食べたがるそうで、他国の方とは違うとのことです。
ドイツ料理も食べたいけど、それよりビールが飲みた~い!!
機会があれば仲町通りのホッペルポッペルで、ホッペルポッペルを食べながら、ケストリッツアーでも飲みましょうぜ(ローカルなネタですいません)
投稿: ちぇん太 | 2009年9月16日 (水) 00時45分
お帰りなさ~い!
お仕事がらみとはいえ、随分楽しまれた様子が分かりますよ~^^
ドイツってビール好きの人にはたまんない国でしょうね。
お料理もかなり塩味が利き過ぎてるぐらいに利いてるのも、全てビールの味を引き出すためだと聞いたことあります。
色々な歴史を持つドイツですし、今なおよく分からないネオナチなんて団体も台頭してるような国ですが、歴史の深さには今でも食指が動かされますね。
西と東との生活の違いとか、街並みの違いとか、色々見たり聞いたりすると、本当に色々な意味で奥深い国だと思ってます。
旅の・・イヤイヤ、お仕事のお疲れは取れましたか?
もうすぐ連休ですから、ゆっくりお休みくださいね~
数々のお料理の画像に生唾出そうです。
これで私もビールが飲めたらきっと最高だろうな~なんて(笑)
投稿: パリジェンヌ | 2009年9月16日 (水) 08時18分
我孫子boostさん、コメントありがとうございます。
BECKSの(代表的な)ビールは、とてもスッキリしていて飲みやすいです。たとえて言うなら、スーパード○イのように飲み口サッパリ、どんどん飲めちゃいます。日本でも飲めるといいんですけどね~。最近は輸入品の食品を取扱うお店が増えたので、そういう店でもしかするとあるかも・・・と思うのですが見たことありません。
体重計・・・怖いです(笑)。だって、アレだけの量で、おまけに油や味付けの濃い食べ物を食べてましたからね~。実は火曜日はそれに加えて人間ドックに行きましたので、戦々恐々としています。ただ、自宅の体重計に乗ったところ、「それほど」体重は増えていなかったので一安心というところでしょうか。
投稿: 103 | 2009年9月16日 (水) 09時05分
ちぇん太さん、コメントどうも。
あ、日本人ってみんなそうなんですかね。
確かに毎回「Typical German Foodsが食べたい!」と言っていたら、最後には「また~?」という顔をされましたけどね(笑)。
逆にドイツ人に聞くと、「やっぱり日本に行けば日本食食べたい」と言っていましたので(ま、日本食は特別かも?)、彼らも納得してくれたと思います。
おまけに、自国の料理を食べたい!と言われて悪い気はしないと思います。
そうそう。ぜひとも上野でビール飲みに行きましょう!!!!!!!!!!!!!
投稿: 103 | 2009年9月16日 (水) 09時42分
パリジェンヌさん、コメントありがとうございます。
世界中旅しているパリジェンヌさんのことですから、ボクよりもいろいろとご存知のはずですが、ま、ボク自身が感じたことをつらつら書いております。
ヨーロッパの歴史を見ると、日本以上に殺戮の歴史は凄惨なようで(最近は中世以前の歴史に興味あり)すね。ただ、戦いの中にも文化的な建造物などを大切にしていて、今でも残っている17世紀ころの建物や、ハンザ同盟時代の歴史を垣間見ることが出来るところなど、「その場所」に行って感じることが出来るものも多いです。
パリジェンヌさんがお料理だけでなくビールも楽しめると、旅の楽しさ倍増するでしょうね。
投稿: 103 | 2009年9月16日 (水) 10時01分