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2009年7月17日 (金)

『PLUTO』読了。全巻ね♪

PLUTO 8 (ビッグコミックス) Book PLUTO 8 (ビッグコミックス)

著者:浦沢 直樹
販売元:小学館
発売日:2009/06/30
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浦沢直樹の筆による本作品、今月発刊された8巻が最終巻。
そもそも原作は手塚治虫の鉄腕アトムで語られる「地上最大のロボット」というエピソードを浦沢が肉付けをしたもの。

手塚治虫の作品自体、カバーすることは難しいのではないかという印象をボクは持っているが、本作品は上手に浦沢色に染め上げたと思う。

主題は「ロボットは感情を持つことが出来るのか」である(と思う)が、原作ではシリアスになり過ぎないタッチで描かれている。もちろん手塚治虫の鉄腕アトムは時として、非常に重たいテーマについて言及することがあるのだが、アトムのキャラがそれを緩和してくれることがしばしば。プラス手塚治虫の描き方もあるのだろう。

今回のリメークで、浦沢は『柔』や『20世紀少年』のような軽いタッチではなく、『マスターキートン』のように劇画に近い作風としている。このことにより、PLUTOの不気味さ、ロボットがリアルな感情を得る時の奥深さなどを上手く表していると思う。

また、過去と未来、地理的な距離の隔たりを2~3ページの中で目まぐるしく変え、ジグソーパズルのピースを集めるように真相に近付く手法は見事で、まるでキングの小説を読んでいるようだ(←そこか!?)。

日本の漫画は子供だましの単純なものではないと云われて久しいが、本作品を読めば日本漫画の素晴らしさと手塚治虫原作のテーマの深さを改めて認識できるのではないだろうか。

オススメの作品だ。
最後は憎しみという感情を持つ人間について考えさせられると同時に、2009年現在、ロボットが実社会に登場し始めていることに対する危惧のようなものも感じさせられた。

あ、ところで6月21日まで両国で開催されていた「手塚治虫展」、IKAWAさんが言っていたように、「行けるときに行かないと、行きそびれるよ」。まさにそのとおりになってしまったことを、浦沢のPLUTOを読了して気づいた、ボヤボヤの103でした(爆)。

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