♪あ～め、雨、ふ～れ降れ、も～っと降れ～：もう、やけくそじゃ～！

先週末、東日本は自転車日和とは程遠く、雨に降られた人も多かったのではないでしょうか。そんな自転車乗りの皆さんに勝るとも劣らない大雨走行してきました（笑）。

５月３０日の土曜日。昼過ぎに自宅を出ました。この時は雨 orz

今回福島へ行った目的は２つ。学生時代の親友が新居を構えたのでそのお祝い。もうひとつはすでに自転車年中行事のひとつになりつつある「桧原湖１周サイクリング」出場。

イベントは翌日の早朝に家を出ても間に合うのですが、↑こんな理由があったため前日から移動です。

高速走行中、雨は降ったり止んだり。ま、週末の現地天気予報は７０％の確率で雨ですからあきらめモードですが、それでも「山の天気は平地と違うし」と、淡い期待を抱きつつアクセルを踏み続けます。

夕方友人宅へ到着！ま、詳しくは言えませんが、木をふんだんに使った素晴らしい新居が完成しました。

リビングには暖炉があったりして～。ちゃんと暖炉用の薪も見つけましたよ～。さすがに泊まった日は寒くなかったので、暖炉に火は入れませんでしたが。今度スキーしに遊びに来た時はよろしくね～。

当然、夜中まで酒盛りをして明日に備えます（笑）。

で、翌朝外を見ると、！！曇り空ながら雨は降っていません。

こいつは、もしかするともしかするかな？相変わらず天気予報は高い降水確率ですが、とりあえずイベント会場に向かいましょう。二日酔いのアタマで車に乗り込みます。もう桧原湖のサイクリングイベントは３回目ですが、いつも雨の心配がありました。なんとかもってくれることを祈りながら走りますが、途中豪雨に遭遇 orz

雨足は弱くなったり強くなったりしていますが、会場に着くとしっかり降っていました（涙）。友人家族は小学生２人はこの雨で風邪をひいてもまずいので棄権。友人、カミさん、１０３の３人で走ることにしました。

開会式も雨の中。

でも、去年は開会式のときにエアロビお姉さんと一緒にダンスしたっけ？たしか雨が強くてやらなかったような気が･･･でも、今年はダンス出来るくらい雨は弱いんだからなんとかなるべ！

と、思いましたが結局スタート時にはしっかり雨。すでに靴の中ずぶ濡れ状態の１０３ですから、やけくそ状態で走行開始しました。

少し走り始めると、携帯に着信です。携帯のメモリーはカテゴリー別に着信音を変えているのですが、TEAM_STROLLERを含む自転車仲間からの着信音です。お、今頃ＴＥＬしてくるってことは、入院中で時間をもてあましているみ○まさんか、前の週に会津を走ったＫＥＮさん、taroさんのどちらかと思い、出てみるとなんと！ピナ男さんです！

実は、電話を受けるまでピナ男さんと携帯電話番号交換していたことをすっかり忘れていました（爆）。間違いなく今年は走り始めたというピナ男さん、我々よりも後ろにいるようです。「ま、最初の休憩ポイントあたりで会えるでしょう」と安請け合いして電話を切って、数分後ピナ男さん発見！！

あ、写真撮るの忘れた（爆）。でも、青いＴＲＥＫクロスバイクに乗っているという情報に加えて、ヘルメットに「毘」のマークをつけていると聞いていたので気をつけていたら、右側から颯爽と追い越して行ったのがピナ男さんでした。声をかけると気づいていただき、第１チェックポイントまで一緒に走ります。「晴れてたらもっと良かったね～」とか「みくまさん元気～？」などと話しながら走っていたら、もうあっという間に休憩場所に。

すると、ピナ男さんの仲間、TEAM ENDLESSの皆さんにも会うことが出来ました！いや～、皆さんのブログは時々読ませていただいていますが、コメントを書き込むほどではありませんでした。ピナ男さんが紹介してくれると、「え～、千葉から～！？」とか「ウチのジャージ、かっこいいでしょ～？」と、ちょっとした知り合いのように話が出来ます。ホント、自転車の取り持つ仲というか、自転車仲間の連帯感って不思議ですよね。そのうちTEAM ENDLESSの千葉支部として、チームジャージを分けてください！自転車普及活動に精を出しますよ。

あ、ちなみにみなさんと一緒に写真を撮ってもらったのですが、１０３のカメラじゃなかったので、ピナ男さんのブログを見てね♪１人で半パンで張り切っているのが１０３です（←バカ）。

この日、１０３はＲＯＣＫ４５００に跨り、カミさんは現地でレンタルバイクを借りました。このＭＴＢ、かなり「山仕様」で、フロントアウターでも４０Ｔもないでしょう。おかげでカミさんは終始ものすごいケイデンスで走ってました。サイコンが付いていないのが悔やまれます。たぶん平均ケイデンスで９０以上ではないでしょうか？

桧原湖は一周３０ｋｍちょっとの距離ですが、さすがに山の中、それなりにアップダウンがあります。半パンの１０３はそれほど暑くありませんが、重装備のカミさんは走行中は結構汗をかいたようです。

そこで、途中ちょっとだけコースを外れて『道の駅裏磐梯』で糖分補給しましょう♪友人は山ぶどうソフト。

こちら、甘さ抑え目で渇いた喉に心地よい味でした。カミさんのチョイスは山塩ソフト。

こいつはちょっとビックリです。基本バニラ（というかミルク？）なので余計なフレーバーは入っていませんが、食べると最初しょっぱい！ところが、口の中で溶けながら甘さがじわーっと浸透してくる。これはなかなかおいしいです。クセになるかもね。

そして真打ち。１０３が食した「そばソフト」！！

ご覧のように、縁日の金魚すくい型のコーンカップに乗ったソフトクリーム、蕎麦を模してるのかまるでモンブランの上の栗クリームのような形状。そしてお味は･･･まるで蕎麦粉の舌触り、こちらも控えめの甘さという、まるで大人向けのソフトクリームを堪能しました。うん、この味は１５歳未満には理解できないかもね。

結局、ほとんど雨に降られながらのサイクリングでした。

しかし、経験上こういうバッドコンディションの時のサイクリングはやけくそになってからが楽しいですね（笑）。ボクはスタート前からやけくそでしたが、カミさんは最初の１０分走ってからようやく悟ったようでした。「どうせびしゃびしゃになるんだ」と。おかげで楽しいサイクリングでした（←ドＭ？）。

このイベント、何が楽しいって、実は最後の表彰という名の地元商工会大奮発の賞品配布イベントだったりします。賞品は米、酒、その他生活雑貨諸々に混ざって、なんと２台の自転車です！確か２年前は１台だけでしたがツーリングバイクだったような気が･･･今年は折りたたみ自転車とＭＴＢです。

で、この賞品を受け取る人を決めるのにゼッケン番号を利用した抽選会をやるのですが、これが盛り上がります。商工会長がプレゼンテンターを務めたり、完走後ふるまわれるトン汁をくばるおばさんのフレンドリーな笑顔など、このイベントは手作り感満載でとても好感が持てるのです。友人家族にもTEAM ENDLESSの方にも毎年５月最後の日曜日には桧原湖で会えます。１０３にとって完全に年中行事の一つなった桧原湖１周サイクリングでした。