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2009年6月24日 (水)

自転車挨拶考

前にも書いたような気がしますが。

以前、たすけさんから聞かれました。「手賀沼1周してたら、さっき会った人に再び会うことあるでしょ?そういうとき挨拶どうしてるの?」

素朴な疑問ですよね。手っ取り早く応えるときは「適当」と、お茶を濁しますが(苦笑)自分的にはなんとなくルールを決めています。103_090613_05

そもそも、挨拶って普段、します?

ボクはあまりしませんでした。いえ、もちろん近しい間柄、家族や同僚などは当然しますよ。でも、集合住宅でちゃんと挨拶するか否か?となると皆さんどうでしょう。

個人的に付き合いのある人や、子供が同級生だったり同じ部活だったりする場合は挨拶もしますが、そうでない人には・・・

ですが、自転車に乗り始めてそれが変わってきました。自分の中で。やはり、近所に住むというだけで挨拶は必要だなと。たとえ相手が返してくれなくても。キライな人でも。

昔の住宅地では家の鍵を閉めることがありませんでした。ボクの学生時代もそうでした(何も盗るものがないといえばそれまでですが)。それがいつのころからか厳密に鍵を閉め、それも2重にかけ、来客があってもチェーン越しに話す・・・そんな世の中になっちゃったんですかね。

なにかの記事で読んだことがありますが、挨拶の多い地域では犯罪発生件数が少ないとのことです。外部の人間が外部の人間として認識されることになるのでしょう。これが、普段から隣近所の顔を知らないようなところでは、外部の人間が来ても住人かそうでないかが分かりません。つまり、犯罪抑止力になるってことですね。

で、

自転車についてですが。

朝、ホームコースである手賀沼を走るとき、歩行者も自転車に乗る人も犬の散歩してる人も、全員に挨拶します。

これにはもちろん「オレの」手賀沼という意識が働いていることもあります。そしてもうひとつ大切なのは「警告」です。

先日ピナ男さんのブログで真鍮のクラシカルなベルが紹介されていました。材質的に優しい音色になると思います。しかし、ベルはベル。車で言えば「警笛」ですね。「オレが通るからどいてくれ~」ということですよ。要は。

ハッキリ言ってこれはあまり好きじゃない。例えばのどかな陽だまりの中散歩している人に向かって後ろから「チリン、チリン」とやったら、10人中2~3人の人はぎょっと驚いてしまうでしょう。

そうすると「アノ自転車め~!」となるわけです。

もちろん自転車側から見れば「歩行者広がって歩かないでくれ~」とか「犬のリード長すぎだよ~」など、いろいろ言い分はあるでしょう。しかし、同じ公道を共有していることでは、自転車よりも歩行者のほうが弱者です。弱者を蹴散らしたり、驚かせて走ることは本意ではありませんので、ボクの場合挨拶でごまかします(笑)。つまりうしろから「おはようございます!」と声をかければ、相手は挨拶を返してくれますし、こちらの存在にも気付いてくれます。

そんなわけで、以前よりも挨拶をするようになった103でした。

え?たすけさんの質問?  そうですね。最初にあった人にはちゃんと挨拶。2回目だったら会釈。さっき会ったかどうか分からない人にはとりあえず挨拶しています。だって、挨拶されて驚く人はいても(知らない人からだと特に)いやな気持ちになる人はいないじゃないですか。

ってなわけで、手賀沼に来る自転車乗りの方、103とすれ違ったら挨拶するから返してね~♪

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コメント

10さん、ちわっす!
僕も挨拶するように心掛けてます。
というか、挨拶するのが当たり前と思ってました。挨拶しないヤツなんてサイテーと思ってました。

自転車乗るようになって、すれ違う方に挨拶しても返されることが少ないように思います。色々事情はあるでしょうが、せめて目礼くらいはできるだろうと思いますがねー、全く無視されます。
ロードでガシガシやってる時はそんな余裕ない?だったらオレはロードなんて乗らねえ!なんて思ったり。(ただのひがみか?)

正直返していただけないと凹みます。挨拶するのがバカバカしくなります。そうして挨拶しない方が増えていくのかなぁと思います。
近頃は自分の職場でも、挨拶を無視する人がいます。立場上怒らないようにしておりますが・・・
でもムカつくよ~(≧ヘ≦)

自分から挨拶すると言うことはすばらしいことだと思います!
。。。でも自分は基本的に受け身ですね。。。
挨拶されたらもちろん返しますし、そういう人には次に会ったときにはこっちから挨拶することもありますが、
見ず知らずの人にこっちから率先して、と言うのはどうも勇気がいりますね(苦笑)
自分もちょっとは見習わないといけないですね(^^;

ちぇん太さん、コメントありがとうございます。
たしかに挨拶をしてるのに返してもらえないと、残念だし時には逆にこちらが恥ずかしくなったりしますよね。
でも、最近は「もしかすると(こちらが)自転車に乗ってるから早すぎて、返しているのに聞こえないのかな」とか、「考え事でもしてるのかな」と思うようにしています。
自分の気分を悪くすることが目的ではありませんし(笑)、ハナから見返りは期待しませんね。
だからこそ、「警笛」代わりに挨拶しているんです。
ま、ちぇん太さんが言うように返してくれないから挨拶しないようになっては、誰も挨拶する人がいなくなっちゃいますもんね。

のりさん、コメントありがとうございます。

挨拶されたら返す・・・それで十分だと思います。その人の性格や年齢によって、やはり恥ずかしいという人はいると思いますから。
↑のコメントにも書きましたが、誰も挨拶しなくなることがないようにすれば良いわけですから

103さん、こんばんは。

誰もが日頃思っているテーマを103さんのお考えを旨くセットして提起してくださいました。
このテーマは結構奥が深いようです。
米国生活では、通りすがりの知らない人にさえ「ハイ!、ハロー」でした。「習慣」ですが、どうしてその習慣が形成されたか。
もの知りから「多民族国家では敵意がない/敵ではないことを明確に表明する必要があるので、見知らぬ人への挨拶を大切にする」と聞かされました。
本邦では、「誰もが敵意までは無いとの暗黙の了解があり(狭い世間/単一民族)、特段の意思表示は不要で、知らない人に声をかけるのはかえって不躾である。一方、挨拶とはごく親しい人にするもので、その親しい関係の確認である」、というような考えが過去の主流だったようです。
でも社会慣習はどんどん変化しているわけで、一般生活で米国のようにはゆかないと思いますが、同好の自転車仲間では軽い挨拶位は交わしたいものですね。

CRでベルを鳴らす時は、出来るだけ遠くから鳴らすようにしてます。
そして道を譲って(空けて)くれた時は「ありがとうございま~す。」と脇を通るようにしてます。
すれ違う自転車には、挨拶するようにはしてます。

サスケハナさん、コメントありがとうございます。

なるほど。国民性の違いがあるわけですね。そういう意味では日本人のような島国民族は特殊な部類に入るかもしれませんね。
ただ、やはりヨーロッパで人に会うと気軽に挨拶してくれるのが、とても好きです。サスケハナさんが仰るように民族の歴史にまでさかのぼることが出来る深い意味があるのかもしれませんが、それを別にして単純に気持ちいいので、みんなでできたらいいな~と思っています。
余談ですが、新潟の田舎で見ず知らずの自分に中学生が元気に挨拶してくれたことを思い出しました。

taroさん、ナイスです。

そういう気配りがあればいいんですけどね~。偏見は持ちたくないですが、ローディーの人に挨拶返してくれない人が多いような気がします。もちろん、ママチャリでもダメな人はダメですけどね(笑)

こんにちは、
いつも楽しく拝見しています。

挨拶は難しいですね、難しいと思っている本人が難しくしているのかもしれませんが・・・。

私的統計では、ローディーの方の挨拶のお返し度が低いように思います。
練習のためか一生懸命のご様子で、こちらが挨拶または目礼することを躊躇う時もあります。
サングラスをしているので表情がわからないことも一因かもしれません。
また、人よりついつい自転車に目が行ってしまいます。

自転車で走っていても、地元の方は声をかけると返事が返って来ますし目礼でも返してくれます。
普段の生活でも子供や地元の方はお互い知らない者でも挨拶を返してくれますが、サラリーマン風の成人男性になるほど年齢を重ねた方でもお返し度は低いです。

昔はやった、バイクですれ違う時のピースサインのようなものや、仲間内にしか分からないサインがあると面白いかもしれませんね。

まいどですぅ♪質問者のたすけだすぅ♪
>バイクですれ違う時のピースサインのようなものや・・・

そそそ!それなんです♪フェルナンデス♪
後続車への危険回避などのハンドサインは、すんなり出せるのですが、すれ違いざまの単なる挨拶が、いつもどうしようかなぁ..と考えているうちにすれ違ってしまうのですよ^^;
昔、山道で道を譲った時、バイク集団がすれ違いざまに次々とピースサインを出してくれて、すんごく気持ち良かったんですよねー

どうでしょ?10さん。サイクリスト密集地帯の手賀沼CRからそんなハンドサインを流行らせてくれませんか?(笑)

いくさん、こんにちは!お久しぶりです。

>私的統計では、ローディーの方の挨拶のお返し度が低いように思います。
確かにその傾向はありますね。「オレはトレーニングしてるんだから気を散らさせないでクレ!」って感じで(笑)。
でも、ホームコースである手賀沼では、朝練の時ほとんどのローディーの方が挨拶を返してくれるようになりました。とてもうれしいです。
でも、逆に休日の昼間などはあまり返してくれませんね~。なにせ人数が多いのと、普段走っていない人が多いので仕方ないのでしょうか。それでも気軽に挨拶できる世の中になればいいですね。

>仲間内にしか分からないサインがあると面白い
そうですね。一時期ハンドサインを使ったこともありましたが、ローディーは手を放すことが会釈より返してくれにくいのでやめました。でも、それくらいの余裕は欲しいですね。

これからもコメントお待ちしております。ってか、いつかご一緒に走りたいものですね。

たすけさん、毎度。

うーん、ハンドサインですね。
サイスタでは一時期、ハワイのハンドサイン、えーとなんてったっけ。グーして親指と小指を立てて振るやつ、みんなでやろうよという人が居ましたが、その後普及度は低いようですね。

ボク的にはバイク集団のピースサインのような、「シュタッ!」と決まるサインがいいですね。またやってみようかな・・・

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