嗚呼、レーパン哀歌（エレジー）

２００６年の秋からＭＴＢに乗り始め、自転車の世界で驚いたこと、それは皆さんが感じているように『グッズが高価なこと！』。

ただでさえ、バイクそのものの値段は一般人が考えているものよりも１桁も２桁も違う世界。それに加えて、やれヘルメットだの、工具だの、周辺機材を揃え始めたら結構出費が重なるものです。かくゆう自分もバイク本体にかけた費用の数倍を周辺機材、イベント参加費用などに費やしています。

さて、そんな高額グッズの中で、とりあえず専用品でなくてもいいじゃないか！というものが『ウェア』です。

極端な話し、ＧパンにＴシャツで（夏は）全然ＯＫなわけで。ただ、長時間自転車に乗る場合や、たくさん汗をかく場合には汎用ウェアでは段々不快感が高まってきますね。専用ウェアには吸湿性や肌触りなど様々な工夫がされていて、これは自転車に乗る時間が長いほど身にしみて分かるのも事実。

そんななか、そのハイコストパフォーマンスと、とりあえず見方によってはそれなりに見えなくもない、某ユニ○ロのウェアは我が２輪生活には欠かせないものになっています。

ただ、今回参加したような本格的な自転車のイベントになると専用ウェアが欲しくなるのも人情というもの。そこで、初めてゲットした自転車専用のウェア。それもレーパン！！

今まで持っていた某ユ○クロ（バレバレ）のウェアはそれっぽく見えるだけで、専用品とは決定的に違う部分がある。それがお尻のパッド。つまり長時間サドルに座っているとお尻が痛くなってくるので、パッド（結構厚め）を付けて痛みを軽減するというもの。今回はそんなパッドつきのレーパンを始めて投入したのでした。

ところが。上下で購入したウェアにも関わらず、当日着用したのはパンツのみ。え？何でかって？こんなガラだからですよ（笑）。



　

実はこの上下のウェア、セットでヤフオクで落札。送料込みで￥４，０００弱。本来ショップで買ったらパンツだけでもこの倍の値段はするでしょ？それがこの価格。とりあえず派手だけど、実物はもしかしたら結構着れるかも知れないと思い、ポチっとしました。

でも。家族には評判が悪く、とりわけこのシャツは『まるで女の子だ～』という悪印象（苦笑）。

で、仕方なく、イベント当日はパッドの恩恵が受けられるようにパンツのみ投入し、シャツは留守番していました。
ところが、パンツに対しても「どうかな～」と言っていたカミさんも、周囲のド派手なウェアを見ているうちに、納得したのか麻痺したのか、「全然おかしくない」と。

ただし、上下セットで「着て自宅から出るのは止めてくれ」と、娘から泣きが入りました。

みなさん、どう思います？

実はヤフオクでさらに派手な（今度は可愛い系じゃないよ）ウェアを落札しようと密かにもくろんでいるのですが・・・ やめといた方がいいかな～。