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2009年3月20日 (金)

『DIO'S INFERNO : THE LAST IN LIVE』

音楽ネタです。

ヘビメタ界の”北島三郎”こと、RONNIE JAMES DIO 率いるDIOの作品。

Inferno: Last in Live Music Inferno: Last in Live

アーティスト:Dio
販売元:Spitfire
発売日:2000/10/03
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最近はヘッドフォンで音楽を聴くことが多い。基本的にロックでもクラシックでもジャズでもブルースでも、ある程度の音圧(音量)がないと音の粒が聞き取りにくいので、狭い集合住宅に住んでいる身としてはスピーカーからの大きな音で聞いていては近所迷惑である。

加えて家人はあまり大きな音に慣れていないので、ヘッドフォンから洩れる音さえ『うるさい』と言われる始末。オープンエアではなく完全密閉型のヘッドフォンが必要かな。

話がそれました。この作品は1996年のコンサート模様を収録したライブアルバム。このころのDIOと言えば、若干路線がハードになり賛否両論ささやかれた頃ではなかったか。事実、自分もあまりヘビーローテーションで聞いていなかったような記憶がある。その後「MAGICA」アルバムで再びDIOにはまるまで。

Magica Music Magica

アーティスト:Dio
販売元:Spitfire
発売日:1999/10/04
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で、本作(DIO’S INFERNO:THE LAST IN LIVE)であるが、もうとにかくロニーの声にノックアウトである。

DIOがデビューした頃は、RAINBOWからロニーが脱退しソロバンドとしてスタート。RAIBOWで自分の思うようなファンタジー系の楽曲を作れなくなったため、自らのバンドでそれを実現させようとしたわけだ。それゆえに歌詞や曲名はもちろん、ヘビーメタルのバンドとしてはあまり多くないであろうキーボードを多用した楽曲作りが目立った。

もちろんRAINBOWにおいてもキーボードは大きくフューチャーされていたが、段々アメリカの市場で「売ること」を意識した曲作りでは、どっちかというとストレートな曲にバッキング的にキーボードを使うというパターンが多かったのではないか。

RAIBOWの初期の頃やDIOのように幻想的なイメージ作りのためにキーボードを多用するということは、ロマンチストなロニーにとって不可欠な要素だったのではないだろうか。

そして、本作がライブアルバムであることによる迫力は特筆すべき。ロニーの歌唱力は今さら言うに及ばずだが、彼がオーディエンスを盛り上げる手腕、そして観客の(多くが男性の)野太い声による合唱。聞いているだけでぞくぞくしてくる。

構成はDIOの新旧の曲を取り混ぜることはもちろん、RAIBOW時代からの外せない曲『Man on the silver mountain』やBLACK SABBATHの『Heaven & Hell』など、長いキャリアを持つロニーのショーは全曲捨て曲なしというのはもう当たり前。

それでいて、若いバックミュージシャンとショーを組み立てることによるケミストリーで全くキャリアウン10年という、トシを感じさせないのがすごい。ただ、既にこの頃から10数年経過し、ロニーも還暦を過ぎている。生の彼の歌声を聞いたのは既に10年近く前だが、もう一度あの素晴らしい声を聞きたくなった。

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