わたしの主治医のことヨ。
自転車乗りのみなさん、今日は暖かかったですね~。嬉しくって、思わず午前中手賀沼3周もしちゃいました。道の駅しょうなんでお茶してると、外で一生懸命梅を撮影している御仁が。我孫子boostさんでした
店のガラスを隔てて、オヤジが2人パントマイムで “こんちは!” “あ、どうも!” “でも、話しできないね” “あ、中、行きます。あれ?入り口どこだ?” ・・・不気味な2人でした。
無事boostさんが店内に入ることが出来(笑)、挨拶すると、boostさんはゆっくり出来そうもありません。ま、いろいろと家族サービスもあるでしょうから。大変ですね~。
彼と別れた後、カミさんとちょっと走り、一度帰宅しました。でも、この陽気、まだまだ走りたくて仕方がありません(笑)。結局1人ツインレイクに行って、しまいました。
と、ここまでは枕詞(長っ!)。
先日、『われわれはなぜ死ぬのか』という本を読んだエントリーをアップしましたが、その際主治医のことについてちょっと書きました。その先生が書いたエッセイをちょっとまとめてみました。おもしろいので紹介します。
エッセイ紹介の前に、主治医の横顔を。
現在月イチペースで通院している103ですが、この病院は「町医者」という感じで小さい医院です。主治医はこちらの院長先生になるのですが、先生の話はいちいち論理的で説得力があります(診察する時間よりもお話しの時間のほうがかなり長いといううわさもありますが)。
さて、同医院にあるフリーペーパー(実は以前先生が投稿したエッセイのコピー)にエントリーアップした生物に関する興味深い記述があるのでした。
エッセイはAIDS特集「エイズを正しく理解する いのちと感染症の世界」という題名です。出典年月は不明ですが今でも同医院に行けば全文を読むことが出来ます。
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①まず、エイズが感染症であることが前提であり、科学と習慣の関係について述べています。
* 今、エイズが流行していますが微生物の活動は人間の夢や都合などの影響を受けるものではありません。
* (科学的な見地からだけでなく)昔からの言い伝え、風習にも真実があるとの観点から(私は)生物の生態を観てきました。
②免疫とは何か?
* 免疫は感染症から自らの体を守るためにあると一般的には理解されているようです。しかし、そうではありません。免疫は初めて感染した時には病原体に作用することは全くなく、2度目に感染した時に働くのです。
* 人体内の微生物の種類やバランスを見ますと、家族の中では同じですが、家族が違えば異なります。結婚し、ともに暮らすということは「互いに体内の微生物を交換し合う」ことなのです。これが微生物学的にいう『新しい家族を作ること』です。
* その間発熱や激しい症状を起こすこともありますが、なぜそこまでして交配するのでしょうか?もちろん第一には遺伝のためですが、それだけではなくいろいろな遺伝子の組み合わせによる、生まれてくる個体の多様化によって病気などあらゆる環境に対処して生き残るためです。
* 性行為で感染する病原体に対して生物はどう対処しているのでしょう?代を重ねるたびに病原体が蓄積されるのを防ぐためには、いつか体から病原体を取り除かなければなりません。
* そこで生物はいのちを卵に託すと、病原体で汚れた古い体を病原体とともに捨てるのだと解釈できます。つまり生殖とは『個と種の消毒であるとも言えるのです』
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どーです?面白いでしょ?
蛇足ですが、先生の趣味はカメラで同医院に行くと素晴らしい作品を見ることが出来ます。運が良ければ手賀沼の写真もあるかも?
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コメント
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10さん こんばんは! Boostです。
今日は偶然?お会いできて嬉しかったですよ! マジ挙動不審ですいません・・( ̄○ ̄;)!
奥様にも宜しくお伝えくださーい!
しかし今日は天気が良くて久々の自転車日和でしたが、手賀沼3周+ツインレイクですか! あらためて脱帽ですm(_ _)m
投稿: 我孫子boost | 2009年2月15日 (日) 01時46分
boostさん、コメントありがとうございます。
いえいえ、挙動不審は自分も同じ。窓ガラスをたたいているとき、自分が『まるで檻に捕らえられたサルみたい』でした。
今度はサドルの上で会いたいですね。
昨日のように暖かければポタ企画を立ち上げたくなるのですが、まだ、ちょっと・・・ね。
投稿: 103 | 2009年2月15日 (日) 06時21分
なるほどなーって感じです。
すごい先生が主治医なんですね。
103さんも本が好きだし。
私もいろんな本を読まなきゃ
だめだと思いました。
そちらは風はどうでしたか?
こちらは、気温は上がれど風が強く、
走るのも一苦労でありましたよ。
投稿: ピナ男 | 2009年2月15日 (日) 07時43分
10さん今晩は。chachasiです。
サイクルスタイルの方は退会しました。
自分でブログをはじめました。下記のところです。よろしくお願いします。
http://blog.zaq.ne.jp/spauracchio/
投稿: chachasi | 2009年2月15日 (日) 22時28分
103さん、こんばんは。
この種の話、私も大好きなんです。
利己的な遺伝子、細胞内細胞ミトコンドリアの意味、などを引き合いにして考えていると、何というか、切りの無い入れ子構造のように思えてきて、本当に生命の不思議を感じます。
投稿: サスケハナ | 2009年2月15日 (日) 23時00分
ピナ男さん、コメントありがとうございます。
そうなんです。面白い先生なんです。年配の先生ですが(それゆえ?)信頼のおける先生が近くにいるってのは心強いです。
土曜日、風は午前中たいしたことなかったんですが、お昼を過ぎる頃から段々強くなりまして夕方帰ってくるころにはそこそこ厳しかったです でも、温かい風だったのでそれだけでもラクでしたね~。
投稿: 103 | 2009年2月16日 (月) 05時16分
chachasiさん、コメントありがとうございます。
退会されたんですね。
自分も2足のわらじを履くのはツライかな~と、最近思い始めています・・・
あとでブログ、お邪魔させていただきます!
投稿: 103 | 2009年2月16日 (月) 05時18分
サスケハナさん、コメントありがとうございます。
なんだか、DNAの神秘を思うとき、古代の遺跡や先人の功績を博物館で見ているような錯覚におちいります。『今目の前にあるものが何千年も(DNAの場合はオーダーが違いますが)昔から存在するんだな~』と。
投稿: 103 | 2009年2月16日 (月) 05時30分