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2009年1月29日 (木)

『マイヨ・ジョーヌへの挑戦』

マイヨ・ジョーヌへの挑戦 ツール・ド・フランス100周年記念大会 [DVD] DVD マイヨ・ジョーヌへの挑戦 ツール・ド・フランス100周年記念大会 [DVD]

販売元:アップリンク
発売日:2006/10/27
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こんなDVDを借りました。

2003年のツール、100周年記念大会ということでこのようなドキュメンタリービデオが撮影されたんですね。驚くのは、大会自体の映像はそれほど比率が高くないこと。もちろん、TTや落車のハプニングやレース中の「用足し」など、ドキュメンタリーとして(すごく選手に近い視点で)押さえどころはちゃんと記録しています。でも、ほんのスナップ的だったりして、むしろ重点が置かれているのはバックステージの部分ですね。

特にマッサージやスネ毛を剃ってるときのインタビュー(というか独り言?)を聞いていると、ツールの過酷さがじんわり伝わってきます。3週間の長丁場、時には体を痛めたり風邪をひいてつらいレースだったり。それでもマイヨ・ジョーヌのために、チームのために走り続ける姿を見ていると、身体的能力だけでなく強靭な精神力を要することが良く分かります。

ドイツのチーム「チーム・テレコム」の選手が中心となっていますが、気になったのはマッサージしているおじさん。毎レースごとにゴールする選手に真っ先に駆け寄りタオルを渡し、ねぎらいの言葉をかけ、ホテルやチームカー(?)の中で選手の明日のために入念なマッサージを繰り返す。その際にはもちろん選手をリラックスさせるために言葉をかけ、鼓舞させる。もしかしてこのおじさんはただものじゃない?誰か知ってる~!?

100周年記念大会ということで、古い映像も少し出てくる。本編の中にこんなような台詞があった。『機材の進歩でツール自体の環境は良くなったが、それでも峠越えの辛さは変わらない』。走っているとき、あるいはゴールした後の選手の表情を見ればこの言葉がよく理解できる。

「誰が最後にマイヨ・ジョーヌを獲得したか」ということだけでなく、チームの力や本大会の裏側が見ることが出来ること、この作品の魅力はまさにそれであると思う。

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コメント

このDVD、つい最近自分も見ました!
詳しいことはわからないけど、
とにかく過酷な世界だな~ということはわかりました。
今年のツールは見てみたいんですが、
J-SPORTSチャンネル高いんですよね(苦笑)

のりさん、コメントありがとうございます。

そうですね~、過酷ですよね~。昨日、ある本を読んでいて、鮭の遡上では己の体力を産卵のために全て使い果たし、ホルモンの力を得て生殖機能(だけ)を高め、産卵直後には死に至るという話しがありました。
ま、一緒というわけではありませんが、この映像を見ていると非常に過酷であることが分かります。

ウチはJ-Sportsをみることは出来るのですが、J-Sports plusチャンネルは見れません(1と2だけ)。ランスの復活レースが見れないなんて~・・・

103さん、こんばんは。bunaibuです。
どんなレースもそうですが、裏側の様子って興味深いものがありますよね。
先日、KENさんにツールのビデオディスクを借りました。これから見るのが楽しみです

bunaibuさん、コメントありがとうございます。

今、第2弾のDVDも見ているところです(まだDISC2の途中・・・)。それも同じように舞台裏が見れるので、すごく楽しめます。ただ、ちょっと内容は思いのですが。

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