『おじさん自転車革命』読了
今日、11日は鏡開きでしたね。みなさんは鏡餅を割って食べましたか?ウチでももちろん食べましたが、なぜか今晩のゆうげは『(鏡餅)ぜんざい+餃子』でした。
?なんで餃子なのか?
だって食べたかったんだもん。今日は娘の部活もないので久しぶりに手作り餃子を腹いっぱい食べようということに。んで、普通の餃子を食べるだけじゃ面白くないので変り種餃子をネットで検索。すると、出てくる出てくる(笑)
娘と相談し、ベースフレーヴァー+トッピングというスタイルで以下のようなものを作ることにしました。
【ベースフレーヴァー】ひき肉、キャベツ、長ネギ、ニラ、ニンニクなどの具材に対して味付けをします。
①プレーン:シンプルに塩コショウで下味をつけるだけ
②味噌:①に味噌を加えます。結構大胆に入れても良いみたい
③カレー:①にカレー粉を加えます。満遍なく混ぜるのがちょっと大変
【トッピング】上記ベースフレーヴァーに以下のトッピングをランダムに入れて適当に包んでいきます。
①大葉:さっぱりして結構イケます
②チーズ:コクが出るよ~
③ウィンナー:子供向けに良いと書かれていましたが、まぁまぁ
④明太子:103の食べた餃子には入ってなかった・・・
⑤チョコレート:思わぬ伏兵。103はキライじゃない
というわけで、総数120個の餃子を親子3人で作って食べました。ウマかった~。というか、好きなだけ餃子を食べられるのって、シアワセ♪
本書は「バイカーズ・ステーション」というオートバイの雑誌に連載された「バイク・バイシクル・バイブレーション」をもとに構成されています。
実はこの本を読もうと思ったのは、長尾藤三という著者に興味を持ったからです。そもそも輪友であるサスケハナさんが自身のブログで以前紹介していたのが、同氏の「快感自転車塾」という本である。で、読了した後の感想としては、『かなり天邪鬼な性格』であること、そしてそれが小気味良く、自分の天邪鬼な性格(同じような道を歩むとは思いませんが)に合っていて爽快であることでした。
のっけから「便利地獄・不便利極楽」と銘打って、現代の世の中の便利さに対して「そんなに便利じゃなくてもいいんじゃないの?便利な分どこかで苦労してる人がいるんだからサ」と書かれています。
この連載をしていたのがちょうど著者が60歳を迎える境の時期だったようで、シニアが近くなりだんだんガンコになるオヤジが、周りに流されるでもなく自分をしっかり持って好きな、やりたいことをしていく(高じて仕事もだんだん選別するようになるほど)という記述が読んでいて楽しい。
また、その中でさまざまな自転車乗りの仲間に会い、バイクへのこだわり、改造に関する工夫など、雑誌連載に供する文字数で書かれてあるので、一つの話題がちょうど良い長さで終わってくれるので読みやすい。
オートバイから自転車にシフトする人というのは結構多いそうで、もともとバイクでツーリングというのはアウトドアの要素が多かったのでしょう。よくよく考えてみれば自然を愛する人間がオートバイで自然の中へ分け入る時、「排気ガスは果たして自然に優しいのか?」と考えれば、おのずと自転車にシフトしていくのだろう。なんだか、自転車だけでなくライフスタイル自身に対しても考えさせられる1冊だった。
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コメント
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10さん、おはこんにちは、KAKAPOです。
20代の頃は、Kawasaki KL250というオフロードバイクで走り回っていたので、オートバイで自然の中に分け入る楽しさも知っているつもりなのですが、やはり自転車には敵わないと思います。
江戸川から見る富士山、利根川から見る山脈・・・ まだまだあんなに遠くなのに、ロマンを感じるのは、自転車に跨っているからだと思います。
昨日は、EscapeR3での侵攻でしたが、クロスバイクの方が、景色が楽しめるのはケンデンスが計れるメーターが付いていないからだけでは無いような気がしました。
投稿: KAKAPO | 2009年1月12日 (月) 10時28分
103さん、こんにちは。
凄い種類の餃子を作られましたね。それに数も凄い!!味の変化と会話を楽しみながらモグモグと行けちゃうんでしょうね。
この本は以前に図書館で借りて読みましたが、読了出来ないまま返却した事を思い出しました。
投稿: bunaibu | 2009年1月12日 (月) 13時52分
103さん、こんにちは。
娘がいるとこういう料理の楽しみがあるんだ、という雰囲気が感じられて羨ましく思っています。私の場合は昨今、独りで会社仕事をするかのように、黙々と打ち込んで調理しているもんで。
『おじさん自転車革命』、読んだことがあるようですが、もうホトンド忘れてしまって、Myアーカイブを見ました。すると、こんなことを引用して気に入った文章としていました。「すごーく便利ではないけれど、けっこう便利だ。この程よいところに、ちょうどおいしい文明度というのがあると思うのです」、「(自転車は)すごーく早くはないけれど、けっこう早い」(中略) 「すごーく遠くへは行けないけれど、100km程度はけっこう軽く走りきれます」。
長尾藤三という著者、なかなか興味深い人ですね。
投稿: サスケハナ | 2009年1月12日 (月) 15時52分
KAKAPOさん、コメントありがとうございます。
そうですよね~。
MTBでもガーっと下り坂を走っているときは回りの景色が云々・・・などという余裕はありません。むしろ激坂の登りをインナーローでしゃこしゃこ走ってる時(注;歩くのより遅い)には、鳥の声が聞こえたりそよ風に揺れる葉の音がステキだったりするんです。
それがオートバイでは、ねぇ。
投稿: 103 | 2009年1月12日 (月) 17時25分
bunaibuさん、コメントありがとうございます。
我が家では餃子とスパゲティの食べる量が半端じゃありません(恥)。餃子も久しぶりだったので、たくさん、美味しくいただきました。
でもちょっと残しちゃいました(笑)。
本書、ボクも途中で中だるみしたのですが、通勤中になんとなく読んだら終わってました。
投稿: 103 | 2009年1月12日 (月) 17時35分
サスケハナさん、コメントありがとうございます。
料理は・・・昔は休みの日の朝食を良く作りましたが、最近はみんなが寝ている隙にどれだけ早く自転車で走って帰ってくるか、が課題になっていまして。
誰も起きていない時間に満足できる距離走れた時は『オッシャー!』と思います。
ですので、餃子作りは久しぶりにみんなで楽しむことが出来ました。
長尾藤三氏の文章ですが、ストレートな物言いでなかなか気に入りました。今度はゼヒサスケハナさんが読了したという『快感自転車塾』を読みたいと思っています。
投稿: 103 | 2009年1月12日 (月) 17時41分