Y&T/HELLOWEEN
秋の夜長、久しぶりに音楽ネタです。
CDの整理をしていたら聞きたいディスクがどっさり。週末の夜に2枚をチョイスして音楽鑑賞です。あ、ちなみにCDのお供は①みくまさんお勧めのウィルキンソンのジンジャエール と②スティーブンキングの目下読んでいる最中、「リーシーの物語」 です♪
まずは1枚目。
Earthshaker アーティスト:Y&T |
そうです、ヘビメタ界の「お涙頂戴ギター」「演歌歌手も真っ青のコブシまわしまくり」「激情のロッカー」といえばこの人、デイブ・メニケッティおじさんです。もともとYesterday & Today というバンド名でそこそこ売れていたにもかかわらず、突然Y&Tと改名して発表したスタジオアルバムの第1弾です。
実はこのバンド、自分はリアルタイムでの経験は少ないのですが、学生時代にベストアルバムを聞いてはまりました。一言で言えば、
なんて日本人の心の琴線に触れるような曲を書くバンドなんだ!
というのが最初の印象です。いや、いまでもこの印象は変わっていませんが、その後アメリカ、西海岸の出身バンドだと聞いてビックリ。アメリカンロックといえば乾いた大地が似合うような荒削りなロックや一世風靡したLAロックのような派手な音楽を思い出させます。
しかし、Y&Tの場合はモロヨーロッパ的です。もちろんこのアルバムでもいかにもアメリカンロック的な曲は収録されていますが、印象に残るのはヨーロッパ的な湿ったサウンドに哀愁のあるギター・ヴォーカルメロディーです。
特に始めてこのバンドに会った時に聞いた曲「I BELIEVE IN YOU」は今でもMy Favorite の1曲です。
そして、次のCD。こちらもY&Tほどではないが、かなり古い作品。
守護神伝 第2章 アーティスト:ハロウィン |
今やワールドワイドの成功を収めた彼らですが、その礎となった2作品、「守護神伝 第1章」と「守護神伝 第2章」のうち、弐のほうね。
ドイツのバンドです。
時としてコミックバンドとも間違われます(間違われました、当時は特に)。
英詩が分かりやすくて、ためになります。
もう、とにかくこのアルバムには「捨て曲」がなくて、歌詞、メロディー、技術、アレンジ、アルバムカヴァー、すべてが秀逸です。たしか当時のヘヴィーメタル専門誌、BURRNのレヴューでも90点代後半の高得点をゲットした(当時は辛口の採点で、「3点」とかいうのも多かった)と記憶している。
この中の1曲を見てみよう。M-4の「RISE AND FALL」。古今東西、歴史の中には栄枯盛衰がある。幸運をつかむことも大事だが、過ちを犯さないためにアタマを使うことも大切だ、という内容のポジティブな曲。
歌詞の中にこんなくだりがある。
A spaceman flies the rocket that takes to the stars
thinks his wife is in his pocket but she's strolling 'round in bars.
(星に届くロケットを打ち上げる宇宙飛行士 奥さんがロケットに乗ってると思ってるけど彼女はバーをうろついてる:訳=Marie Nishimori)
歌詞の表現方法も抽象的なものばかりではなく、英語を学習する中学生にも分かりやすい。たぶん音楽と出会わなかったら英語に親しむことはなかっただろうな。
ちなみに、歌詞の中に出てくる単語「strolling」はウチのチーム名だよ!
久しぶりにウィルキンソンを楽しみながらの音楽鑑賞。欲を言えばデッカイ音でガンガン聞きたいところでしたが、我慢しました(笑)。あ~、ライブ見たくなってきた!
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コメント
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あ!ジンジャエールだ!!
飲みたくなったぁ~~~
投稿: みくま | 2008年10月 4日 (土) 23時58分
おっと、音楽ネタに反応したのかと思って、ビックリしちゃいましたよ。そうだな~みくまさんが好きそうな音楽ってなんだろ?・・・
「ボサノバ」? う~ん違うな~。
「演歌」? まさか氷川君に夢中とか?
あ、イグゾーストノイズか!
投稿: 103 | 2008年10月 5日 (日) 03時06分
ちなみに、まだウチの冷蔵庫には在庫が2本ありますぜ、みくまさん。
インド人レジ係のセブンだけでなく、ららぽーと柏の葉にも売っている店を見つけましたので。
投稿: 103 | 2008年10月 5日 (日) 03時07分