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2008年9月 1日 (月)

『ダ・ヴィンチ・コード』読了

ロバート・ラングドン シリーズの第2弾である。第1弾は先日感想をアップした『天使と悪魔』である。前作は「科学と宗教の対立」だったが、本作は「キリスト教の聖杯伝説」が主題である。

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どちらの作品もダン・ブラウンが宗教(キリスト教)に対するタブーを取り上げて見事に作品としてエンターテインメントに仕上げていると思う。しかし、いずれにしても日本人にはなじみの薄いテーマであり第2弾であるダ・ヴィンチ・コードは更にテーマとしては理解しにくいと感じた。

この作品の根底にあるのは「宗教は人間の作り出したもの」ということ。外野から見て、キリスト教圏の人々はある意味狂信的に信じているようなところがあるような気がする。

自分は日本人として仏教徒ではあるが、そもそも日本人の場合明確な宗教観があって信仰している人の割合は少ないのではないだろうか?個人的には大陸からの仏教よりも古来の「自然を崇拝する」信仰のほうが好きだ。でも、ウチは日蓮宗なんですけどね。日本人の場合、改宗という習慣はあまりなく、どこかで神仏ごちゃまぜになっている感がある。

物語の感想から外れてしまったが、作中印象に残った言葉を抜粋しておく。最後に書くあらすじとは別にこの作品の特徴を示す指標になるだろうか。

1.「聖書について知っておくべきこと、つまり、聖書は天国からファクシミリで送られてきたのではない」

2.「ニケーア公会議まで、信者たちはイエスを人間の預言者だと-影響力に富んだ偉大な人物ではあるが、あくまでも人間と見なしていたのだよ」「神の子ではないということ?」「そうだ。”神の子”というイエスの地位は、ニケーア公会議で正式に提案され、投票で決まったものだ」

【文庫本裏表紙に記載されているあらすじ】

上巻:ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描<ウィトルウィクス的人体図>を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く・・・。

中巻:館長が死の直前に残したメッセージには、ラングドンの名前が含まれていた。彼は真っ先に疑われるが、彼が犯人ではないと確信するソフィーの機知により苦境を脱し、二人は館長の残した暗号の解読に取りかかる。フィボナッチ数列、黄金比、アナグラム・・・数々の象徴の群れに紛れたメッセージを、追っ手を振り払いながら解き進む二人は、新たな協力者を得る。宗教学者にして爵位を持つ、イギリス人のティービングだった。

下巻:ティービング邸で暗号解読の末、彼らが辿り着いたのは、ダ・ヴィンチが英知の限りを尽くしてメッセージを描き込んだ<最後の晩餐>だった。そしてついに、幾世紀も絵の中に隠され続けてきた驚愕の事実が、全貌を現した! 祖父の秘密とその真実をようやく理解したソフィーは、二人と共に、最後の鍵を解くため、イギリスへ飛ぶ。キリスト教の根幹を揺るがし、ヨーロッパの歴史を塗り替えた世紀の大問題作!

最後に我々日本人になじみのうすいキリスト教にまつわる数々の寓話や伝説などを分かりやすく説明して、作中にちりばめる筆者のテクニックに脱帽。また、最後にやってくるどんでん返しは前作同様びっくりして目を丸くするほどだった。

さて、天使と悪魔が映画化されるらしいが、2作続けてDVDでも借りてみようかな。

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