あやめ、うなぎ、たんぼ

14日はTEAM_STROLLERの公式行事（？）『佐原・潮来ポタ』です。

参加した皆さんはそれぞれが忙しく、まだ記事をアップされていないようですので、老人性早起きのオレが一番乗りだぁ～

bというわけで、なにから書き始めよう？と思ったが、素直に時系列的に写真をならべてみましょ。ホントはうなぎをしょっぱなに持ってこようかと思ったけど、いかにも「花より団子」性格を露呈してしまうようなので、却下。

さてさて、ＫＥＮさん言いだしっぺの今回のポタ、何がすごいって、直前になって参加者が急増、結局TEAM_STROLLERの主要メンバー（いつもヒマで参加しちゃう）がほぼ集まった事です。で、その口火を切ったのが何を隠そうウチのカミさん。週に２回のママサンバレーとのからみもあり、直前まで迷っていたのですが「桧原湖だって走れたんだから大丈夫だよ！」という１０３の無責任発言により参加表明。しかし、それからが大変でした。詳しくはこのエントリーで。結局、その後ＫＡＫＡＰＯさん、サスケハナさんご夫妻も多忙のところ参加してくださいました。

余談ですが、みくまさん夫妻の場合は２人とも立派な（？）ハンドルネームがあるので良いのですが、カミさんのばあいはボクがブログ内で『カミさん』と呼んでいるので、みんながどう呼んでいいか分からない、ということに気づきました。「奥さ～ん」なんだかお宅訪問セールスマンみたいです。「奥様」魔女じゃないんだから（古っ）「１０３の奥さ～ん」長いし。「おばさん」ボクの家庭内での命の危険が増すので言わないで下さい。･･･ね、困るでしょ。そのうち本人にでも決めてもらいましょうか。

さて、当日は諸々の事情で１０３チームは一次集合場所である道の駅しょうなんに行くことなく直接デポ地の佐原河川敷緑地へ向かいます。早めに着いたようなので周辺で遊んでいるとカミさんから電話が。みんな到着したようです。久々の再会を喜び、初参加であるカミさん、よろしくお願いしま～す。

早速佐原の町中を走ります。仕事で何回も佐原は通過していましたが、こんなに風情のある町だったんですね。

快晴の土曜日なので、観光客も大勢出ています。我々自転車集団は場所によって押し歩きで進みます。 なんでも農業用水としての灌漑が進んでいた町で有名なじゃーじゃー池は用水路を立体的に配するという、なかなかお目にかかれない構造です。

また、こういう水路がある町並み、なかなか風情があって良いですね～。

これはじゃーじゃー池の前にある喫茶店ですが、なまえが気に入りました。

伊能忠敬の名前使いまくりですね～。

町中の散策を楽しんだ後は、水路沿いに走って利根川を目指します。

利根川へ出ると町中では目立たなかった強風（それも向かい風）が牙をむきます（んな、大袈裟な）。なにせスポーツバイク初のカミさん、これで若干ヘコんだようです。ママチャリで江戸川ＣＲの強風体験した事はありますがその時は時速８ｋｍ巡航。最終的に１０３のＲＯＣＫに乗って走らざるを得なかった、という経験の持ち主であるカミさん、実は超ヘビー級のママチャリを普段乗りこなしているので、多少の風があってもみんなに着いていけると（ボクも）思っていました。 しかし、周りはＮＯＢさん筆頭に、「バカ」がつくくらい自転車好きで、ふだんより週末数１０ｋｍを自転車で乗り回しているメンバーです。最初のうちは良くてもだんだんちぎれていき･･･

こんなに離れちゃいました。ま、行きが向かい風なら帰りは追い風だ！と、茨城へ渡ってからはおよそ時速１０ｋｍ巡航速度を上げ調子よくペダリングを続けます。なんとかみんなのペースに合わせられるように。途中若干サドルを高くしたことも良かったのでしょう。

さてさて、土手沿いのＣＲを降りてからはＫＥＮさんのナビで良い雰囲気の田舎町を走ります。

目指した先はもちろん昼食会場である「錦水」さん。 ネットの口コミでそこそこおいしいらいいといううわさだったお店ですね。行くと店の前には１０人近い人が待っており、われわれ団体は予約していたため２階のお座敷へ通されました。

で、おのおの注文し待つこと１０数分。若干１名フライングした人もいましたが、キター！！うなぎです。

実は我が家の娘たちはうなぎがあまり好きではありません。どうしても食べたい時は食卓にイトー○ーカドーの安いうなぎが乗ることはありますが、外で食べるのは久しぶりです。臭みがなく、口に入れるとトロっととけるようなうなぎで、堪能いたしました。

空腹で死にそうだった１０３を救ったうなぎに感謝しながら、潮来のあやめを見に行きます。たしかにこれだけあやめがたくさん咲いているのは見事ですが、一輪ずつみれば、「手賀沼のあやめも負けてないぞ～」と、心の中で変に地元のフォローをしながらあやめを楽しみました。   

公園内に、あやしい旅人がいました。アシスト君の陰に隠れてこっそりシャッターを押します。

それに加えて、パンフレットを配っている女性、南方系出身ですごく地黒だとか、ホリが深いとかメチャクチャ拡大解釈しても明らかに日本人とは思えない。なぜ彼女がこのような役目を？

その後、水生植物園では強引な勧誘（まるでポン引き？）のおばちゃんの攻撃をかわし、生垣の外からあやめを鑑賞。それも走りながら。関東平野というだだっ広い場所ならではの１枚１枚が大きいたんぼの中を走ります。

走行距離およそ４０ｋｍのポタ、カミさんにとって初めてでしたが、距離・ルート・食事・観光と、非常に良いコースで、企画してくれたＫＥＮさんに感謝。

また、「ママチャリでの参加」に見かねてバイクを貸していただいたＫＡＫＡＰＯさんにも感謝。ステキなヘルメットを貸して（？）いただいたサスケハナさんご夫妻にも感謝。

カミさんはまだ夢の中なので、コメントは載せられませんが帰りの車中でしきりに、①楽しかった～　と、②着いていけなかった～　と話しておりました。

梅雨の合間の休日、天気に恵まれて楽しいポタでした。みんなどうもありがとう！

追記：ブログにはとても載せられないような写真（！？）を、サイスタカフェに公開しています。お友達限定にしていますのでお楽しみあれ。