すんげ~ショックでござる
今日、ネットでニュースを読んでいたらこんな記事が飛び込んできた。
SHOGUNのメンバー、大谷和夫死去。
ビックリした。
大谷和夫といえば、SHOGUNのメンバーであるばかりでなく、歌謡曲の編曲はもとよりいろいろなテレビドラマの音楽担当やアレンジなど様々なところで活躍していた。
一昨年渋谷でSHOGUN復活後初のライブを見たばかりなのに・・・しかし、記事によれば享年61歳、死因は明らかにされていない。ご冥福をお祈りします。
実はSHOGUNというバンドには深い思い入れがある。なんといっても自分が生まれて始めて行ったプロのコンサートである。まだ中学生だったと思うけど、姉貴に連れて行ってもらい確か中野サンプラザの広い会場にお客さんの数はちらほら。正直大盛況のコンサートというには程遠かった。
しかし、愕然としたのはその演奏力である。知る人ぞ知る(というか、結構有名だよね)スタジオミュージシャンの集合体であるSHOGUNのライブはすごい。確かにロックバンドではあるが、もっと間口が広い。その当時まだフュージョンという呼び名があったかどうか知らないが、ロックやジャズ、R&B、フォークソング、歌謡曲・・・色んなジャンルでしのぎを削ってきたプロが集まって結成されたバンドだけにそのナマの演奏迫力はすごかった。圧倒された。このコンサートを見てから、余計に音楽に興味を持ったのは言うまでもない。ま、その後はヘビメタに傾倒していったからちょっと毛色は違うけど。でも、SHOGUNのアルバム(曲)はいまでもよく聞く。
1st『SHOGUN』
SHOGUN アーティスト:SHOGUN |
アメリカンバンドスタンドに出演したり、2枚続けてドラマのサウンドトラック作成と精力的な活動を見せていた頃。テレビにも結構出ていたようだ。もちろんドラマのサントラというのは探偵物語である。ドラマも好きだったけど、劇中ROTATIONの中の曲(たしかIMAGINATION)がかかった時は嬉しかったですね~。このアルバムで一番好きなのは「THE TOURIST」。
2作目もかなり洗練された音作りだったが、3rdの本作はさらにそれが推し進められている。ROTATIONではブラスをアレンジに加え色んな音を重ねていたが、一変こちらではむしろあえて「音の隙間」をつくってそこを聞かせるようにしているアレンジが好ましい。より大人の都会的な音楽という感じで、このころから自分の曲の好みにAIR PLAYやボズ・スキャッグス、TOTOなどのレパートリーが増えていった。このアルバムで一番好きなのはタイトル曲の「YOU’RE THE ONE」。
かように、103の多感な時期に強い影響を与えたのがSHOGUNである。英語の歌詞に興味を持つようになったのもそう。そんなSHOGUNのブレインである大谷和夫を失った事は、バンドにとって非常に大きな痛手であると思う。願わくば、それを乗り越え今後も創作活動に挑戦してもらいたい。
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