鳥肌
このブログは『2輪、ノイズ、SK』である。んなこたぁ、わかっとるわい! というツッコミを入れたくなるのは分かるが、まぁ聞いとくれ。
この中の『ノイズ』は音楽の事である。当然個人的なブログなので自分の好きな音楽しか紹介しないよ。んで、どんな音楽かというとメインはヘビーメタルである。あくまでも「メイン」は。
以前も書いたが音楽で好きなのはその「メロディー」である。もちろん歌詞やアレンジ、ボーカリストの声質なども重要な要素であるには違いないが、自分にとってはメロディー、和風に言えば「節」である。
逆に良いメロディーの曲であれば、ジャンルはそんなに大切ではない。たまたまヘビーメタルというジャンルに好きなメロディーがあっただけである。
話しは少し変わるが、10代のころの趣味で今も続けているという人はいる?かなりお金のかかる趣味の場合、多少興味が薄くなってもなかなかやめづらいということはあるかも知れない。でも、人の趣向は年齢と共に変わるはず。まぁそれは良いとか悪いとかではなくて、事実として変化していくはずだ。
自分がヘビーメタルを始めて体験したのは、中学2年の頃だった。友達に借りたカセットテープから流れてきたのがIRON MAIDENのPROWLERである。イントロだけでカッコよくてはまったよ。
鋼鉄の処女 アーティスト:アイアン・メイデン |
いや、それまでも姉貴の影響で外国の曲を聴くという機会は多かった。当時流行っていたBCR(ベイシティローラーズ、うわ、ミーハー。でも好き)、KISS(立派なヘビメタやんけ)、QUEEN(オペラ座の夜が好き♪)などはよく聞いていたが、かなりハードだと思っていたKISSでさえ歌謡曲のように聞こえるほど衝撃的な音だった。
ベスト・オブ・ベイ・シティ・ローラーズ アーティスト:ベイ・シティ・ローラーズ |
オペラ座の夜(紙ジャケット仕様) アーティスト:クイーン |
Greatest kiss アーティスト:Kiss |
ところが就職してがらっと生活環境が変わると、趣味が一気に変わったりしませんか?「大人になった」からとか、「周りの影響」だとかいろんな理由があると思うけど、特に音楽に関してはそういう傾向が強いのでは?かくいう自分も就職した当時は、昔の曲は好んで聞いたけど新しい曲を探して聴くというモチベーションは下がっていたように思う。
そのころたまたま出会ったのがANGRAというバンドである。VIPERというバンドのヴォーカリストであるアンドレ・マトスが脱退し、しばらくしてから結成したブラジルのバンドである。実はこのバンドに出会ったきっかけというのを良く覚えていない。しかし、彼らのファーストアルバムである『Angels Cry』は今でもかなり好きなアルバムである。
1.クラシック音楽の要素を取り込んだ(メンバーもクラシックの素養を持ち、音楽学校で基礎理論などを学んでいる)メロディー作り。
2.当然、メロディーのキレイな曲が好きな103はクラシックも好き。
3.ツーバスとヘビーなベースが疾走するリズムラインに乗って、かもし出されるツインリードギターの流麗なメロディー。
4.アンドレ・マトスの特徴的な伸びのあるヴォーカル。シャウト多用ではなく伸びやかにサスティンを効かせて歌い上げる彼の歌声は、スキ。
で、今はそのアルバムを聞きながらこの原稿を書いています。ディストーションの効いたギターの音がキライという方には勧めないが、ロックがキライじゃなくて、良い曲が聞きたいという人にはお勧めです。是非、迷惑にならないレベルで音量を高めにして聞いて欲しいです。途中アコギだけとかピアノだけのパートもあって、音の粒が良く聞けますから。もう、『鳥肌』モノです。
ただ、アンドレ・マトスの声は多少クセがあるので、好みが分かれるところかな。
おまけ:M-7のWUTHERING HEIGHTS(嵐が丘)は、ケイト・ブッシュの曲のカバーだが、まるでオリジナルのような歌声である。しかし、アレンジはそれなり。オリジナルとの違いを聞き比べてみても面白いかも。あ、日テレの「恋のから騒ぎ」のオープニングで使われているので知ってる人も多いかも。ちなみにこの番組自体はキライです
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