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木村カエラである。
+1 (DVD付) アーティスト:木村カエラ |
え~、ヘビメタ好きじゃなかったの~?と言うなかれ。別にヘビメタだけにこだわっている頭の固いおじさんとは違います。
以前も書いたが、自分の好きな音楽の基準は「メロディー」。確かに彼女の作品は本人が作曲しているわけではなく、外部のそれもいろんなヒトからの提供を受けている。ただ、そんな雑多な曲であっても木村カエラが歌うことにより彼女自身の作品に変貌すると思う。
以前サディスティックミカバンドをテレビで見たが、誰かが言っていた。「今どきの歌手にはめずらしく木村の歌詞は『何を言っているか分かる』」というのだ。昨今のウタはとてもキーが高い。女声も男声もだ。なかにはファルセットでごまかしている(?)人もいるが、だったら最初からキー下げろよ!と思う。低い声で歌ったときに歌詞が明瞭に聞き取りにくかったり声量が極端に落ちるというのは良くあることだ。この点を見ても彼女のボーカルは評価できると個人的には思っている。
相変わらずアルバム全編捨て曲無しという感じで、佳作が揃っている。しかし、ジャケットの作りは内容とどこまでリンクしているのか分からないが、余計なページが多すぎるな~。最小限歌詞とクレジットだけ掲載していればいいじゃん、と思ってしまうのは自分だけ?アイドル的に捉えている人にとっては大切なのかもしれないが。
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