タダだから読む
もらい物で、かつドラマ・アニメとも見ていた「のだめカンタービレ」である。
もともとクラシックはいつの時代でも人気の高いエンターテインメント(ぴあなどを見ると1万円以上のチケットが早い時期に完売する)だが、この作品が流行った後はさらにそれが一般的に広まった。
このおかげでクラシックのCDの売り上げが増えたとか。
ま、ある意味この作品のように、良く言えば「クラシックの新しい解釈」、悪く言えば「クラシックの様式を無視した」ものが注目されるというのは面白い。もしかすると無類のクラシックファンの間では評価が全く分かれたのでは?と思うほど主人公「のだめ」の破天荒な表現力はおもしろい!すでに数百年の歴史を持つクラシック音楽の新しい可能性を見出すためには、新しい解釈と表現が必要になってくるのでは?
細かい事は抜きにしても、この作品の楽しみはクラシックだけではない。登場人物の個性的なキャラ、トラウマの克服方法に関するアプローチ、くさい青春ドラマっぽいところもある。
ストーリーはテレビドラマと同じだが、簡潔に分かりやすくまとめてあり読み始めたら早い人で数時間、遅読の人でも1~2日で読めてしまう手軽さが良い。
蛇足だが、このアニメが放映されていたころ我が家では「ぎゃぼん~」などの、『のだめ語』が流行っていた。
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