天使の歌声
土曜日は合唱コンクールを見るために千葉市民会館へ。
中学生の合唱を半日聞くことが出来た。それぞれの学校が課題曲と自由曲を披露。同じ課題曲を比べても色んな表現の仕方があるものだ。
特に違いが明らかなのが指揮者のパフォーマンス。大抵指導している教師がそれに当たっているようだが、動きが活発な指揮者、非常にゆっくり演奏する学校、淡々と指揮棒を振る(棒は持ってなかったけど)先生...同じ曲なのにこんなに違うんだと思った。
そして自由曲。今どきの中学生は恐ろしい。日本独特の民謡をベースにしているような曲もあれば、イタリア語だかアラスカの言葉だか分からないが外国語で表現する学生もいる。おまけに6割の学校がアカペラですぜ!
自分も小学校で合唱をかじった事があるが当時アカペラで歌う中学生なんか見た記憶はありません。それとも自分の周りにそんな優秀な学校がいなかっただけか?
イヤ、別にアカペラがすごいわけじゃない。人数にして20人そこそこの生徒が3~4つのパートに別れて歌うわけだ。そうすると40人のクラスが学校行事でどーんと2パートに分かれて歌うような合唱とは、個人の果たす役割の重さが違う。しーんと静まり返った会場で各々の声がはっきり聞こえ、さらにパートごとに一糸乱れぬメロディーが、時には他のパートと絡み合ったり、時にはユニゾンしたり、非常に高い表現力を楽しむ事が出来た。
手前味噌だが、娘の学校は人数が少ない割にはインパクトがあり、先生の情熱的な指揮の(?)甲斐あって、次のステップに進む事が出来た。
ちなみに、自宅から会場まで自転車で行ってみた。炎天下の中70kmを国道沿いに走った。往路は向かい風で千葉につくころにはへろへろだったが、なんとか完走。だから日曜日の朝の練習はお休みします。
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