ITITITITITIT!
いちちちち...ぢゃないよ。
『IT』だよ。ただいま再読中。それも子供部屋の2段ベッドの下、奥のほうに眠ってたのをわざわざ引っ張り出して読み始めている。なぜか?
当然「暗黒の塔」つながりです。それもモルドレッドが出てきたから。アノ姿、絶対ITでしょ。もうそれだけで興奮してしまい、ブレーキ掛けながら読んでいた暗黒の塔上巻はいつのまにか読了。当然あと約半月の間なにで時を埋めるかという問題があるわけで。
んで、モルドレッド、ペニーワイズ、クモ ということでこれに決定。んで、読み始めたらのっけからダークタワーつながりの大漁節!!!ちなみにウチにあるのは文藝春秋のハードカバーの初版本。昔から通勤中に読んでいたということ、既に10数年経っていること(1991年刊行)で若干表紙はくたびれているが、それを読んで気がついた点をいくつかピックアップしてみた。なおDTだけではなく、他のキング作品とのリンクも含まれる。
その1:冒頭、ジョージデンブロウが地下室へガルフの缶を取りに行くシーン。
『ジョージは、棚の上のがらくたを手早くよりわけた (省略) タートル・ワックスのひらべったい古い缶が一つ。なぜか、この缶がジョージの目をひいて、彼は30秒ほど催眠術にかかったように缶のふたについている亀(タートル)の絵をじっと見つめていた。』
その2:ドン・ハガーティがエイドリアン・メロンの殺害状況を説明する場面(P46)
『それから紐が。白い紐がぶらさがって林みたい。白い蜘蛛の巣のかたまりみたいだった。』
その3:エイドリアン殺害事件に対する各人の判決
『スティーブン・ビショップ・デュベイは、第一級殺人罪で有罪を宣告され、ショーシャンク州刑務所で15年の服役という判決が出た。』
へ~、ショーシャンクって州の名前だったんだ。
まだ100ページも読んでいないので、このあとも気付いた点があればアップしていきたい。しかし、亀のエピソードとか、日本で出版されたタイミングを考えても15年の歳月が流れているんだよ!キング最高!
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