ダーク・タワー 閉幕
とうとうこの時が来てしまった。
キングのライフワークである暗黒の塔(ダーク・タワー)シリーズが完結するのである。もちろん本国ではとっくに『その時』を迎えたわけだが、本を読むという行為はそれ自体「自分でタイミングを決めることが出来る」のである。自分にとって来月翻訳版が出て、それを読み終わったときが『その時』である。
ハードカバーで「ガンスリンガー」から「魔道師の虹」まで読むまで10数年(?)かかり、その後角川書店からの出版はぱったり途絶えてしまった。去年の暮れから新潮社から文庫で再発売されることになり、どうせならまた文庫で読み直そう(そういう人沢山居ただろうな)と思い、およそ1年楽しみながら次刊を待つことが出来た。コロラドキッドの一件もあったしね。
てなわけで「スザンナの歌」まで休むことなく(読む速度が遅いのであまり間をおくことがなかった。コロラドキッド、ビュイック8も読んでいたので)楽しむことが出来た。
でも、最終巻はじらせる作戦だろうか?当初「2006年秋刊行!」とあったが、9月刊行ではちょっと早いかな?と思っていたが、10月の新刊情報を見てもなにも出ておらず。で、今朝新潮文庫のサイトをチェックしたら出てるじゃありませんか!!!!!!!!!!!!!!!
しかし...なんか悲しい紹介文じゃない?
詳細は以下のサイトで↓
http://www.shinchosha.co.jp/book/219355/
20数年待ち続けた本が完結するのは、嬉しいような悲しいような。いや、むしろ愛用している道具が壊れてしまうような喪失感のようなものを感じるのは自分だけではないでしょう。
あ~、あとはキングの創作ペースが加齢とともに衰えないように願うばかりだ。どんどん新しい本を書いてくれ!!! ってか、どこの出版社でもいいから未訳の本をさっさと翻訳・出版しやがれ!
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