ハウルの動く城
娘に借りてDiana Wynne Jonesの「魔法使いハウルと火の悪魔」を読み始めた。そう、「ハウルの動く城」の原作だ。
まだ全体の1割くらいしか読んでいないが、しょっぱなから映画でよく分からなかった背景設定が理解できた。常々思っていることだが、小説の映画化は限界がある。特に愛読しているキングの小説は、登場人物の心情描写が巧みでそれ自身を映像で表現するのは無理だろうと。もしセリフで表現するとしたらそれだけで大作映画になってしまうと思う。そんなわけで映画で表現し切れなかった部分を楽しみにしている。
思えば今の娘と同じ年齢で初めてキングの小説を読み始めて早20数年、そう考えると娘の成長とその分自分の老いを実感してしまう。
その当時始めて読んだのは「クージョ」だったと記憶しているが、いきなりハマって「呪われた町」「キャリー」の長編や短編集を漁り続けた。今は当然ダークタワーの最終巻を心待ちにしている。
本の素晴らしさを娘も知り、これから沢山本を読み(当時の自分より多岐にわたり本を読んでいる)心を豊かにして欲しいと思う。
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